ArchiCADのインターナルを使用する場合、ワイヤフレーム、陰線処理、シェーディングという3つの3D表示設定が用意されています。このモードは、[表示]→[3D表示設定]→[3Dウィンドウ設定]ダイアログボックスから選択するか、[表示]→[3D表示設定]メニューのコマンドを使用して選択できます。
注記:OpenGLエンジンを使用する場合は、ワイヤフレームモードとシェーディングモードのみが使用可能です。
あらかじめ定義された[ウィンドウ]→[ツールバー]→[シンプル3D]ツールバーを表示する場合は、3Dモードのアイコンにもアクセスできます。
[ワイヤフレーム]モードを選択すると、プロジェクトの全ての辺と線を表示するビューが作成されます。多くの要素が重なり合っている場合には、このタイプの表示では要素が区別しにくくなります。
[陰線処理]モードでは、ソリッドオブジェクトに隠れて見えない線は削除されます。影を表示する必要がない時には、このタイプの表示がもっともわかりやすい表示です。このモードは、プリンタでの印刷にも適しています。陰線処理は、2Dファイルか3Dファイルのいずれかとして、各種のファイル形式で保存できます。
[シェーディング]モードを選択すると、[3D投影の設定]ダイアログボックスで設定した光源の方向に応じて、表示される3Dモデルの全ての表面に陰影が付いて表示されます。
表面の色は、[太陽光]ダイアログボックスで設定された光源の色に関係なく、組み立て要素に割り当てられたビルディングマテリアルによって決まります。
「太陽光」ダイアログボックスも参照してください。
シェーディングは次のことに適しています。
•高速の画面フィードバック
•表面色の簡単な確認
•フォトクオリティを必要としないプレゼンテーションの作成
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