データのソートと分析、必要な結果の計算、およびレポートの形式設定は、全て選択したリスト設定の構成に従って行われます。リスト設定は、ArchiCADのリストエンジンがプロジェクト情報を処理して必要な結果を表示する方法についての定義済みの命令セットです。リスト設定の形式は、次の2つのタイプにできます。
• 標準テキストレポートは、計算結果を編集可能なタブ区切りテキスト形式で表示します。このレポートはテキストウィンドウに表示され、標準テキストファイル、スプレッドシートで使用するタブ付きテキストファイル、またはHTMLファイルのテーブルとして保存できます。
•グラフィック出力では、英数字情報と要素シンボルの図面、ロゴ、およびその他のビットマップを含む画像情報の両方が可能です。グラフィック出力レポートは、RTFリストファイルまたはArchiCADプロジェクトファイルとして保存できます。リストの全体または一部をArchiCADプランにコピーすることも可能です。
言語バージョンごとに内容は異なりますが、ArchiCADには定義済みのリスト設定がいくつか用意されています。このリスト設定は現在のライブラリなしでArchiCADを実行している場合でも使用できます。
カスタムデータまたはカスタム割り当てを定義する必要がある場合は、
ArchiCAD 17/GRAPHISOFT Documentation/Calculation Guide.pdfの詳細な説明をお読みください。