BIMサーバーマネージャ:カスタムプロパティ

注記:このコントロールを使用するには、サーバー管理者である必要があります。

このサーバーのプロジェクトとユーザーのオプションカスタムプロパティを定義するには、BIMサーバーマネージャの[カスタムプロパティ]ページを使用します。

CustomProps.png 

ユーザープロパティについて

ユーザープロパティはカテゴリであり、サーバー管理者のみが定義できます。カスタムユーザープロパティ(Skypeアドレスなど)を定義できます。

各カテゴリごとのユーザー固有のプロパティは、選択したユーザーの[ユーザー設定]ダイアログボックスに表示されます([ユーザー設定]は ArchiCAD のチームワークパレットから使用可能)。[ユーザー設定]では、どのユーザーでもSkypeアドレスや会社の場所などの関連情報をフィールドに入力できます。これによって他のユーザーは、ユーザーを確認して簡単にやり取りできるようになります。

別のユーザーの個人情報をこのフィールドで表示するには、ユーザーが[チームワークパレット]の[ユーザーリスト]から名前を選択し、ユーザーアイコンをクリックします。選択したユーザーのデータが表示されます。

ユーザーが編集できるのは、自分のユーザー設定のユーザー情報のみです。

UserTWPalette.png           UserSkype.png

プロジェクトカテゴリについて

プロジェクトカテゴリはカスタム定義であり、管理者がプロジェクトに割り当てます。

プロジェクトカテゴリは、BIMサーバーのプロジェクトの数が増加した場合に便利です。ユーザーは、チームワークプロジェクトを開くときに、これらのカテゴリによってプロジェクトをフィルタできるため、プロジェクトを簡単に見つけることができます。

BIMサーバーマネージャの[プロジェクト]ページを表示し、プロジェクトを選択して[設定]をクリックします。

[プロジェクト設定]に移動します。

必要なカテゴリを[カテゴリ]ポップアップリストから選択します。

ProjCategories.png 

このように、プロジェクトリスト(BIMサーバーマネージャの[プロジェクト]ページおよびユーザーがアクセスできる[チームワークプロジェクト開く]リストの両方)には追加の列が含まれており、これによってサーバーのプロジェクトをソートおよび識別することができます。

ProjectCategories.png 

ユーザープロパティまたはプロジェクトカテゴリを作成

CreateUserProps.png 

BIMサーバーマネージャの[カスタムプロパティ]ページで、適切な[作成]ボタンをクリックします。上部の[作成]ボタンはユーザープロパティの作成用で、下部の[作成]ボタンはプロジェクトカテゴリの作成用です。

次の 3 つのオプションのいずれかを選択して、新しいユーザープロパティまたはプロジェクトカテゴリをBIMサーバーに追加します。

[新規ユーザープロパティを作成]/[新規プロジェクトカテゴリを作成]:対応するダイアログボックスが表示されます。ユーザープロパティまたはプロジェクトカテゴリの名前を入力します。

[ファイルからインポート]:この BIM サーバーまたは別のBIMサーバーから以前にエクスポートした、ユーザープロパティファイル(.bimuserproperties)またはプロジェクトカテゴリファイル(.bimprojectcategory)を参照します。

ユーザープロパティまたはプロジェクトカテゴリをエクスポート」を参照してください。

このインポートしたファイルから現在のサーバーに、ユーザープロパティまたはプロジェクトカテゴリが追加されます。

[BIMサーバーからインポート]: これを選択する場合、ユーザープロパティまたはプロジェクトカテゴリのインポート元となるサーバーを選択します。

SelectServerImport00106.png 

ダイアログボックスが表示されたら、BIMサーバーにインポートするユーザープロパティまたはプロジェクトカテゴリの横にある[インポート]ボックスをオンにします。

ImportUserProps.png 

すでにサーバーに存在するユーザープロパティがあれば、その横に警告を示す黄色の三角形が表示されます。以下の2つのオプションのいずれかをクリックして、これらの対処方法を指定する必要があります。

既存を上書き

既存を保持し、名前を変更してインポート

ユーザープロパティまたはプロジェクトカテゴリをエクスポート

BIMサーバー間でユーザープロパティまたはプロジェクトカテゴリを転送する場合、この機能を使用します。

BIMサーバーマネージャの[カスタムプロパティ]ページに移動します。

ExportProps.png 

特定のプロパティまたはカテゴリのみをエクスポートするには、リストからそれらを選択します(複数選択可)。

適切な[エクスポート]ボタンをクリックして、[選択したユーザープロパティ]または[選択したカテゴリ]を選択します。

全てのプロパティまたはカテゴリをエクスポートする場合は、これらを選択しないでください。[エクスポート]をクリックして、[全てのユーザープロパティ]または[全てのカテゴリ]を選択します。

ダイアログボックスが表示されたら、ファイルの保存先を参照します。

エクスポートする全てのユーザープロパティのデータが、拡張子.bimuserpropertiesの単一ファイルに格納されます。

エクスポートする全てのプロジェクトカテゴリのデータが、拡張子.bimprojectcategoriesの単一ファイルに格納されます。

これで別のBIMサーバーから、これらのファイルをインポートできるようになります。

ユーザープロパティまたはプロジェクトカテゴリを作成」を参照してください。