CAD図面

モデルベースのデータ交換の信頼性は向上していますが、設計担当者とエンジニアは依然として相互のCAD図面をそれぞれのモデルで参照として使用しています。

外部のコンサルタントと作業する場合、または他のCADシステムからアップグレードする場合、ファイル形式の互換性が重要になるため、ArchiCADには正確な変換処理を実現する機能が用意されています。

ArchiCADのDXF/DWGトランスレータは、AutoCAD 2012までの形式をサポートし、レイヤー、ペンカラー、フォント、ブロックを正確にマップします。ArchiCADでは、同じファイルにペーパースペースとモデルスペースの両方の情報を収めたDXF/DWGデータを作成できます。ArchiCADでは、AutoCAD Xrefの入出力時に高度な処理が可能です。リンクを保存するだけでなく、ArchiCAD内でリンク作成、リンク解除、バインドなどのXref管理を実行できます。

コンサルタントに修正用のデジタルファイルを提供する場合、ArchiCADのDXF/DWG結合エンジンにより、「クリーンな」ファイルを作成できます。ユーザー定義規則で競合が取り除かれ、変更内容をバーチャルビルディングモデルに統合する処理を制御できます。

詳細は、「DWG/DXFファイルの操作」を参照してください。

さらに、ArchiCADはAutoCADのベクトルDWF形式とMicroStationのDGNのインポートとエクスポートをサポートします。

ArchiCADで開くことができるCAD形式」を参照してください。