海外仕様ArchiCADライブラリにある、袖と欄間を備えた「ヒンジドア」について、ドアの設定のグラフィカルインターフェイスパネルの［枠スタイルと寸法］ページを以下に説明します。
このタブページは、ドアの枠を定義するのに使用します。
［枠スタイル］：3つの枠スタイルのいずれかを選択します。スタイル1が最も単純です。スタイル2および3には、ドアストップ用の追加パラメータと枠にドアパネルをはめ込むための追加パラメータがあります。
注記： 選択したドアが両開き開口部タイプを使用している場合、枠スタイル1が自動的に使用されます。この場合、枠スタイルオプションは表示されません。
選択した枠スタイルに応じて、枠幅および厚さのパラメータと、扉およびガラスの厚さを設定します。
［枠幅］：ドア枠の全ての側面に別々の枠幅を設定するには、［均一枠幅］ボックスのチェックマークを外し、必要に応じて値を設定します。
［枠厚さ］： ［枠厚さ］チェックボックスを使用して、必要に応じて厚さパラメータを調整します。
厚さパラメータを変更したい場合は、［枠厚さを統一］のチェックを外します。
注記： デフォルトでは、このチェックボックスはチェック済みで灰色になっています（使用できません）。このパラメータは、枠厚さが壁厚さに等しくなるよう設定していて、全てのドアのサッシが同じ方向に開口している場合にのみ使用可能です（デフォルトでは、ドアの扉とその袖/欄間は反対の方向に開口します）。
ドア枠の属性
枠の塗りつぶしおよびペンの属性を設定するには、ボタン（［枠スタイルと寸法］ページの右上）をクリックして［属性］コントロールにアクセスします。
［3Dでのペン］コントロールは、次に表示されている枠およびサッシの部分に影響を及ぼします。
•3Dウィンドウ
•ドアの平面図表示オプションが［投影線と上部線］に設定されている場合に、平面図での3Dのような形式での表示（つまり、投影された部分）に影響を及ぼします。
注記：「投影線」が設定されている開口部では、切断面の輪郭線ペンが使用されます。
「ドア/窓の平面図属性を定義」も参照してください。