BIM Serverライブラリから配置されたオブジェクトのスクリプトの編集

チームワークモードの場合

BIM Serverライブラリから配置されたライブラリオブジェクトのスクリプトを編集できるのは、次の場合に限定されます。

BIM Serverライブラリのソースを使用できる場合(ご使用のネットワークまたはローカルマシンにソースが存在する場合)

ライブラリのソースが通常のフォルダ内にあり、PLAおよびLCFファイルではない場合

アクセス権限に「ライブラリ部品-削除/修正」が含まれる場合

上記以外の場合、このようなオブジェクトのオブジェクトエディタウィンドウは読み取り専用になります。

注記:Stairmaker階段は例外です。ソースファイルがBIM Serverライブラリ内にある場合、チームワークではStairmaker階段を編集することはできません。

ヒント:BIM Serverライブラリのソースライブラリフォルダへのアクセスは厳しく管理することをお勧めします。このライブラリを少し編集するだけで、これを使用する全てのプロジェクトが影響を受ける場合があります。

上記の条件を満たす場合、次の手順を実行します。

1.オブジェクトを選択し、[ファイル]→[ライブラリとオブジェクト]→[オブジェクトを開く]を使用してそのオブジェクトの編集ウィンドウを開きます。

2.オブジェクトの編集ウィンドウを確保します。

3.必要な編集を行います。これでライブラリオブジェクトのソースを直接編集できます。一方、他のユーザーはこの編集内容をまだ確認できません。

4.ウィンドウを閉じて編集内容を保存します。

5.オブジェクトの編集ウィンドウをもう一度開き、[解放]をクリックします。

チームワークユーザーの場合、受信を実行すると即座に編集済みのライブラリデータを使用してプロジェクトが更新されます。

単独ユーザーの場合、ライブラリマネージャーから再ロードを実行すると即座に編集済みのライブラリデータを使用してプロジェクトが更新されます。

単独モードの場合

チームワーク以外のモードでは、この方法を使用して単独のArchiCADでBIM Serverライブラリのソースを編集します。これはチームワークの作業にまったく影響を与えないため、最も安全にライブラリ部品を編集する方法です。部品の編集とテストが完了するまでは、編集したソースとBIM Serverデータベースは同期化されません。ただし、このワークフローを使用する場合、他のチームメートがライブラリのソースにアクセスできないようにする必要があります。

1.チームワークプロジェクトに参加している場合、プロジェクトを単独ユーザープロジェクトとして保存します。これでユーザーは自分自身をチームワークプロジェクトからアタッチ解除できます。単独ユーザープロジェクトの場合は、手順2に移動します。

2.ライブラリマネージャーで、BIM Serverライブラリを削除します。

3.BIM Serverライブラリのソースをリンクライブラリとして、単独ユーザープロジェクトに追加します。

4.必要に応じて、[ファイル]→[ライブラリとオブジェクト]→[オブジェクトを開く]を使用して、オブジェクトを編集します。この時点では、他のユーザーはこの編集データにアクセスできません。これはサーバーではなく、ソースフォルダのオブジェクトを編集しているためです。

5.[BIM Serverライブラリ管理]を表示します。編集したライブラリの名前を選択し、[更新]をクリックします。これでBIM Serverライブラリのソースが更新され、編集がBIM Serverデータで実行されます。

チームワークユーザーの場合、受信を実行すると即座に編集済みのBIM Serverライブラリデータを使用してプロジェクトが更新されます。

単独ユーザーの場合、ライブラリマネージャーから再ロードを実行すると即座に編集済みのBIM Serverライブラリデータを使用してプロジェクトが更新されます。