注記:更新プロセスは、断面図、立面図、展開図、および3Dドキュメントで同じです。
各断面の状態は、断面と平面図のモデルとの間のリンク(および再構築法)を定義します。
詳細については、「断面図の状態を割り当てる」を参照してください。
自動再構築モデル断面図を更新する
自動再構築モデル断面図は平面図モデルにリンクされており、インタラクティブに編集できます。平面図を変更すると、自動再構築モデルタイプの断面/立面を開くか、画面の前面に表示する度に、断面が自動的に再構築されます。
モデルは組み立て要素から構成され、断面ウィンドウの 1 つで行われた変更はいずれも平面図ウィンドウで自動的に更新され、別の断面ウィンドウや 3D ウィンドウを起動しているときには、そのウィンドウでも更新されます。更新プロセスは組み立て要素にのみ影響します。平面図または断面ウィンドウに追加した2D要素は他のウィンドウには反映されません。
自動再構築モデルタイプを使用していて、断面ウィンドウ内で要素を編集している場合、この再構築機能はこのウィンドウ内で連続的かつ即時に機能します。ただし、大きい平面図では、連続的に自動再構築されると動作が遅くなることがあります。(ArchiCAD 9の場合と同様に)断面ウィンドウを開くか、画面の前面に表示したときにのみ断面ウィンドウを再構築する場合は、[オプション]→[作業環境]→[追加オプション]タブページに移動し、[自動再構築モデルビューポイントを継続的に更新]チェックボックスをオフにします。
さらになお手動で再構築する必要がある場合は、[表示]→[更新]→[モデルから再構築]コマンドを使用できます(2D図面要素をリフレッシュするのに使用する標準の[表示]→[更新] →[再構築]コマンドは、自動再構築モデルウィンドウでは使用できません)。
注記:平面図に加えた一部の複雑な変更(例えば、ライブラリ部品の修正)は、モデルの断面ウィンドウに自動的には表示されません。手動で再構築する断面の場合は[表示]→[更新]→[再構築]コマンド、自動的に再構築される断面の場合は[表示]→[更新]→[モデルから再構築]コマンドを使用して、この変更が適切に反映されているか確認します。
手動再構築モデルタイプの断面は、自動的には再構築されません。モデルから再構築するには、メニューの[表示]→[更新]→[モデルから再構築]コマンドを使用する必要があります。この場合、断面ウィンドウに追加した図面要素は変更されません。
図面断面図を更新する
自動再構築または手動再構築のいずれかのタイプの3Dドキュメントには適用できません。
•図面タイプの断面を再構築するには、[表示]→[更新]→[再構築]を使用します。このコマンドはビューを2D図面として更新し、一時的な表示エラーを修正します。
•[図面タイプの断面]ウィンドウを全面的に更新するには、[表示]→[更新]→[モデルから再構築]を選択します。これによりウィンドウの内容が更新され、バーチャルビルディング™モデルの現状が完全に反映されます。その過程で、モデルの全ての2D要素は削除され、最新のビューが生成されます。つまり、このアートワークで以前に手動で加えられた編集は、全て失われます。図面に手動で追加された2D要素は、そのまま残ります。