注記:本書で「断面」という語は、断面図、立面図、および展開図を意味します。
チームワークで断面ウィンドウの通り芯を編集する場合、追加の確保操作を行う必要があります。コンテキストベースのポップアップにより、必要な操作が通知されます。追加の確保操作は、以下の3つの場合に必要になります。これらについて以下で詳しく説明します。
断面での通り芯の編集
断面での通り芯の確保は、通常の確保方法で実行できます。ただし、通り芯の確保後にそれを編集するには、平面図でも確保する必要があります。確保した通り芯を断面で編集しようとした場合、情報タグによりその旨が通知されます。
平面図に移動し、該当する通り芯を確保する必要があります。これで、通常どおりに断面で通り芯を編集できるようになります。
注記:通り芯を平面図で確保して編集する場合、追加操作なしに、断面(通り芯を含む)は正しく再構築されます。
例外:図面タイプの断面の場合は、「図面タイプの断面の再構築」を参照してください。
断面での通り芯の寸法線の編集
通り芯の寸法線を断面で確保する場合、通常どおりに編集するには、その断面も確保する必要があります。
断面を確保していない場合、断面を確保するまでは寸法線を編集できません。
この場合、まず断面を確保してから通常どおりに寸法を編集します。
変更した通り芯を含む図面タイプの断面を再構築する(「モデルから再構築」を実行する)前に、このような全ての要素が確保済みであるかどうかが検査されます(確保済みでない要素があれば、変更内容をサーバーに送信できません)。以下のメッセージが表示されます。
この[警告]ボックスの[要素を確保]をクリックして、確保を実行してください。確保が成功すると、[警告]ボックスは消えます。次に、[モデルから再構築]コマンドをもう一度実行する必要があります。再構築が実行され、操作は完了します。確保できない通り芯がある場合、確保結果を示すダイアログボックスが表示され、確保できなかった要素に関する情報が表示されます。必要な通り芯を確保したら、通常どおりに[モデルから再構築]を実行できます。