マークアップを使用したバージョン管理

マークアップツールを使用して、複数のデザイン提案を相互に比較できます。この方法では、設計者はマークアップ項目に編成された補正要素を作成します。それぞれのマークアップ項目はバージョンを表しています。1つの提案を表示するには、対応するマークアップ項目を可視に設定し、他の項目を非表示にする必要があります。設計者が別のアイデアを提示する準備ができたら、プロジェクトを管理する主任設計者に全てのマークアップ項目を割り当てます。プロジェクトリーダーはまだ作業領域を確保する必要はありません。プロジェクトリーダーは、マークアップユーザーとしてサインインし、マークアップ項目を割り当ててもらいます。最終的な決定が行われたら、プロジェクトリーダーは選択したバージョンのスタイルを[承認済み]に変更し、項目を作成したチームメートに項目を割り当て直します。チームメートは、承認済みセットを最終要素に変えることができます。破棄されたバージョンは、削除するか、あるいは、[追加できなかった]としてマークし、後で使用するために非表示のマークアップ項目として残しておくことができます。

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