平面図でドア/窓の属性(線種、ペン、塗りつぶし)を定義するには、以下の2つの方法があります。
1.ドア/窓の設定で定義されているGDL属性(線種、ペン、塗りつぶし)を使用します。この方法では、非常に多くの線/塗りつぶしのパラメータを使用できるため、開口および各構成要素の正確な表示が可能になります。
2.ドア/窓の設定の[平面図と断面図]パネルで開口に2D属性設定を使用します。この方法はパラメータの数が少ないため、簡単に操作できます。
両方の方法を以下に詳しく説明します。
ドア/窓で塗りつぶしを使用
ドア/窓に塗りつぶしを適用する場合は、[塗りつぶしを使用]コントロールを必ず有効にしておいてください。
ドア/窓の設定の[平面図と断面図]パネル(または情報ボックス)で、必要に応じて切り取り、投影、上部線、およびペンの属性を設定します。
これらの設定を有効にするために、オブジェクトの[属性]チェックボックスを必ず無効にしてください。無効にしない場合、ドア/窓がGDLオブジェクト属性で表示されます。
オブジェクトに定義されているGDL属性を使用したい場合:
[平面図と断面図]パネルで、[オブジェクト線種を有効](および/または[ペン]または[属性])ボックスがチェック済みになっていることを確認してください。
この意味を次に示します。
1.[平面図と断面図]パネルでこれらのパラメータに定義された属性は無効になります。
2.GDLオブジェクト属性が使用されます。
以下のいずれかのドア/窓の設定で、GDLオブジェクト属性はドア/窓に定義されます。
•カスタム設定のグラフィカルインターフェイス(パネルの名前は、ドア/窓のタイプによって異なります)
どちらの場所でも、パラメータは同じです。
[パラメータ]リスト:
2D表示と断面図表示のコントロールを使用して、ドアまたは窓オブジェクトの構成要素の属性を設定します。
注記:全ての塗りつぶしパラメータを表示するには、[塗りつぶしを使用]パラメータをオンにしてください。[塗りつぶしを使用]がオフの場合、開口部の表示でドア/窓の構成要素に塗りつぶしが使用されません(この場合、[塗りつぶし]コントロールを[パラメータ]パネルで使用することはできません)。
注記:オンに設定されている全ての窓/ドアの構成要素(窓枠、額縁、レンガアーチなど)に対して、追加の属性パラメータが表示されます。
グラフィカルインターフェイス:
グラフィカルインターフェイスのページを使用して、窓/ドアの構成要素ごとに線/ペン/塗りつぶしを設定します。
•ドア/窓に選択した構成要素に応じて、それぞれの属性サブページ(膳板属性、下枠属性、フレーム属性、パネル属性など)を使用し、構成要素ごとに線/ペン/塗りつぶしを設定します。

•[一般の設定]ページ(属性サブページ)で、[塗りつぶしを使用]ボックスをチェックして、全ての属性サブページの全ての塗りつぶしパラメータを有効にします。[塗りつぶしを使用]がオフの場合、開口部の表示でその構成要素に塗りつぶしが使用されません(全ての属性サブページで、[塗りつぶし]コントロールが灰色になります)。
「グラフィカルインターフェイスを使用」も参照してください。
[属性]コントロールの設定時に、ドア/窓の設定からプレビューを表示して、定義が表示にどのように影響するかを確認すると便利です。