この方法を使用すると、断面図ウィンドウでカーテンウォールの境界を自由に描画して、カーテンウォールを作成できます。
注記: この境界法を平面図で使用すると、フロア高度に配置された水平なカーテンウォールが作成されます。
次のような建物モデルを考えます。建物の南側の面の開口部を境界とするカーテンウォールを作成します。これを作成するには、断面図ウィンドウで境界図形作成法を使用します。
平面図では、建物と断面線 S-01 は次のように表示されます。ここで断面線を描画した目的は、カーテンウォールの入力面を定義することです。断面図ウィンドウでは、カーテンウォールの入力面は切断面と一致します。
断面図を開きます。カーテンウォールツールが有効な状態で、カーテンウォール情報ボックスから境界図形作成法を選択します。
ポリラインを描画するように各節点をクリックして、カーテンウォールの境界を輪郭に沿って描画します。ダブルクリックするか、かなづちカーソルでクリックして、ポリゴンを閉じます。
注記:最初に描画した境界分節が、カーテンウォールの基準線になります。
太陽カーソルをクリックして、カーテンウォールの「外側」を定義します。
•ポリゴンの外側をクリックすると、カーテンウォールの外側が切断面と同じ方向に向きます(視点から遠ざかる)。平面図に表示される結果は、次のようになります。
•ポリゴンの内側(カーテンウォールの表面)をクリックすると、カーテンウォールの外側が切断面と反対の方向に向きます(視点に近づく)。平面図に表示される結果は、次のようになります。
今回は、カーテンウォールを建物の外側、つまり切断面と反対の方向に向けます(視点に近づく)。そこで、断面図ウィンドウでカーテンウォールの境界を描画した後、太陽カーソルを使ってポリゴンの内側をクリックします。
カーテンウォールの外側は、断面線の反対の方向となります。このため、カーテンウォールの物理的部材(パネル、フレーム)は断面図ウィンドウに表示されません。ただし、結果は平面図と3Dウィンドウの両方に表示されます。
カーテンウォールの部材を個別に編集するには、カーテンウォールを選択して、[編集]ボタンをクリックします(平面図または断面/立面図でカーテンウォールを選択した場合は、[3Dで編集]ボタンをクリックします)。