IDおよび名前を展開図グループおよびそのビューポイントに割り当てるには、[展開図設定]の[一般]パネルを使用します。[一般]パネル内のオプションは、展開図グループの設定を定義するかどうかによって異なります。
個別の展開図ビューポイントの場合は以下のようになります。
新しい各展開図ビューポイントは、(グループ内にビューポイントが1つしかない場合でも)自動的に展開図グループに割り当てられます。展開図グループには、デフォルトIDであるIE-01が割り当てられます。
以降の展開図グループは、これに従ってIDが適宜 設定されます(IE-02、IE-03...)。
デフォルトでは、個別のビューポイントの展開図設定の[参照ID]および[名前]フィールドに[展開図グループ]が設定されています。
つまり、各展開図ビューポイントのIDおよび名前は、親展開図グループと同じになります。
ArchiCADのデフォルトの展開図設定は、自動テキストに含める各展開図ビューポイントのIDおよび名前をさらに詳しく定義します。
自動テキストを使用して、展開図グループにID/名前を付ける
自動テキストを親展開図グループのIDおよび名前に含めて、展開図グループに論理的に名前を定義できます。
この方法では、グループの各個別展開図は、立面図ごとに異なる場合がある論理的な自動テキストの値を表示します。
デフォルトでは、ArchiCADの展開図グループIDは、<Number>の自動テキストを展開図グループ内の各ビューポイントのIDに追加したものです。以下の画像では、各ビューポイントIDにグループID(IE-01)と自動的に割り当てられた番号(01、02、03...)が付いています。
また、展開図グループのデフォルト名は、<Orientation>の自動テキストを各ビューポイント名に追加したものです。結果として、各ビューポイント名は、自動テキストを使用して自動的に割り当てられる特定の方向(北、南、東、西...)で構成されます。
展開図設定の[一般]パネルを使用してその他の自動テキストを定義し、展開図ビューポイントの名前やIDに含めます。例えば、展開図グループのIDをゾーン番号として設定できます。
1.[一般設定]の[参照 ID]フィールドの横にある[自動テキスト]ボタンをクリックして、[ゾーン番号]をリストから選択します。
2.ナビゲータで、グループIDが展開図のゾーン番号(この場合は007)に等しくなっていることに注目してください。
このIDは、グループ内の全てのビューポイントに継承されます。
(必然的に、ゾーン番号の自動テキストを割り当てられるのは、展開図にゾーンが含まれている場合だけになります。)
IDおよび名前をカスタマイズする
どの展開図グループまたは個別ビューポイントにもカスタマイズしたIDや名前を指定できます。
•展開図限界線を選択します。
•展開図設定を開きます
個別展開図ビューポイントの場合は、ポップアップが[カスタム]に設定されていることを確認します。
•必要なIDや名前を入力します。
ナビゲータでは、展開図グループまたはビューポイントのIDおよび名前も変更できます。