フライモード/ウォークスルー
Fキーを押すと、フライモードとウォークスルーモードを切り替えます。ウォークスルーモードはよりリアルな表示が可能になります。ウォークスルーモードには、以下の機能があります:
•移動時に、壁、柱または屋根などの建築要素とドアや窓との区別するための開口部認識機能
•スラブ、斜面または階段の上での視点高さを維持できるための吸引機能
•Shift+Ctrlキーを同時に押しながら、通常より10倍の速度の高速移動ができます。
•フライモードの場合、マウスの右ボタンを押すと、一定高さに保たれます。これは、上空から見た建物を記録する場合などに便利です。
•ウォークスルーモードの場合、マウスの右ボタンを押すと、ビューが水平方向に固定されて完全に直線のパースが得られます。
移動中にIを押すと、要素情報が有効になります。このモードでは、カーソルの形状が十字形に変わり、現在選択されているモデル要素の境界線が強調表示されます。マウスで1回クリックすると、選択されているモデル要素に関する基本情報の表示された情報パレットが開きます。要素情報には、以下の情報が表示されます:
•タイプ – 要素タイプ(壁、スラブなど)
•ID
•レイヤー – ArchiCADモデル内の要素のレイヤー
•要素パラメータ、適用可能な場合 – 高さ、幅、厚さ、体積、構造(複合の場合)、傾斜、領域、勾配など。これらの値は、ArchiCADモデル要素パラメータから取得されます。
•ライブラリ部品名(適用可能な場合)
•タグ(要素にこれらのタグ用に記入された値がある場合)- 位置、構造機能など
注記:これらの要素情報データは、ArchiCAD 16-19から保存したBIMxモデルを展開している場合のみ使用できます(それより前のバージョンのArchiCADから保存したBIMxモデルには、これらのうちの限定されたデータのセットのみが表示されます)。
平面表示
この便利な機能は、移動時に建物内の現在の位置を知るのに役立ちます。移動中にBackspaceを押して、平面図の対応する部分を現在の3D表示上に投影します。現在の位置とビュー方向が矢印でマークされます。マウスホイールを使用して平面図の拡大縮小ができます。
計測
Mを押して、計測ツールを有効にします。カメラから中心のワールドポイントまでの3次元の距離が計算され、視点間距離として表示されます。2つの3次元ポイント間の距離を計測するには、マウスの左ボタンをクリックして2つのポイントを選択します。ポイント間の距離が計算され、「距離計測」として表示されます。
スクリーンショット
F5を押して、現在のビューを.pngファイルに出力します。画像の解像度は、現在のBIMxのスクリーンショットと同じ解像度になります。.pngファイルは、ユーザードキュメントフォルダに配置されたBIMx\Screenshot\フォルダに一意の名前で保存されます。スクリーンショットをスタンドアロンのBIMxビューワーアプリケーションから作成する場合、画像は同じフォルダに保存されます。フォルダが存在しない場合(ArchiCADがマシンにインストールされていない場合)、フォルダが作成されます。
平行投影
平行投影を有効にするには、F8を押します。マウスを使用してモデルを回転させ、マウスホイールを使用してズームイン/アウトします。マウスの右ボタンを押しながら、マウスを動かしてモデル上をスクロールできます。
注記:平行投影では[ステレオモード]オプション([設定]メニュー)は、サポートされていません。
終了
終了するには、Zキーを押したままESCキーを押します。