このパネルを表示させるには、［ドキュメント］→［モデル表示］→［モデル表示オプション］と選択します。
詳細は、「モデル表示オプション（MVO）」を参照してください。
このパネルは5つに分割され、それぞれのパネルでプロジェクト全体の2D塗りつぶし表示の状態を1つずつ制御します。
•塗りつぶし背景カラー
•切断塗りつぶし（「切断塗りつぶし - ビルディングマテリアル」カテゴリを含む）
•表面塗りつぶし
•作図塗りつぶし
•ゾーン塗りつぶし
［塗りつぶし背景カラーを上書き］：このボックスをチェックすると、要素レベルの塗りつぶし背景の定義が上書きされます。2つの背景塗りつぶしオプションのどちらかを選択して、プロジェクト内の以下の要素の構成要素の背景の表示を制御します。
•塗りつぶし背景
•テキストボックス背景色
•ゾーンカテゴリ色
ここでの選択によって、ダイアログボックスのこのパネルの残りの部分で塗りつぶしに設定した、他の全ての背景の環境設定が上書きされます。
•［透過背景］：このオプションでは、プロジェクト内の全ての塗りつぶしが、要素の個々の設定に関係なく透過背景となります（前景だけが表示されます）。
•［背景色］：このオプションでは、プロジェクト内の全ての塗りつぶしが、ArchiCADウィンドウの背景カラーと同じ背景となります。
注記：透過または背景色で（塗りつぶしの設定で）定義された塗りつぶしは、この上書きオプションの影響を受けません。
［切断塗りつぶしを上書き］：このボックスをチェックすると、切断塗りつぶしの定義が上書きされます。以下の2つのオプションのどちらかを選択して、プロジェクト内の全ての切断塗りつぶしの表示を定義します。
•［塗りつぶしなし］：切断塗りつぶしは、輪郭線以外は表示されません。
•［無地前景］：それぞれの切断塗りつぶしが、その要素設定で切断塗りつぶしペンに設定された単一のソリッドカラーで表示されます。
•［層分離線を表示］：このボックスをチェックすると、複合要素の分離線が表示されます。
［作図塗りつぶしを上書き］：このボックスをチェックすると、要素レベルの作図塗りつぶしの定義が上書きされます。以下の2つのオプションのどちらかを選択して、作図塗りつぶしの表示を定義します。
•［塗りつぶしなし］：作図塗りつぶしは、輪郭線以外は表示されません。
•［無地前景］：それぞれの作図塗りつぶしが、塗りつぶしの設定で前景色に設定された単一のソリッドカラーで表示されます。
［表面塗りつぶしを上書き］：このボックスをチェックすると、要素レベルの表面塗りつぶしの定義が上書きされます。
注記：このオプションはゾーン表面塗りつぶしには適用されません。ゾーン塗りつぶしの定義を上書きするには、［ゾーン塗りつぶしを上書き］チェックボックスを使用してください。
以下の3つのオプションのどれか1つを選択して、表面塗りつぶしの表示を定義します。
•［塗りつぶしなし］：表面塗りつぶしは、輪郭線以外は表示されません。
•［無地前景］：それぞれの表面塗りつぶしが、その要素設定で表面塗りつぶしペンに設定された単一のソリッドカラーで表示されます。
•［無地背景］：それぞれの表面塗りつぶしが、その要素設定で表面塗りつぶし背景ペンに設定された単一のソリッドカラーで表示されます。
注記：［塗りつぶし背景カラーを上書き］オプションがこの選択に優先されます。
［ゾーン塗りつぶしを上書き］：このボックスをチェックすると、ゾーン設定で定義されたゾーン表面塗りつぶしがある場合に、それが上書きされます。ポップアップをクリックして、プロジェクト内の全てのゾーンの表示を定義するオプションを選択します。
•［カテゴリ背景］：このオプションをクリックすると、ゾーン塗りつぶし背景が、［オプション］→［属性設定］→［ゾーンカテゴリ］でそのカテゴリに割り当てられた色を使って表示されます。ゾーン塗りつぶしの前景がある場合は、それも表示されます。
注記：［塗りつぶし背景カラーを上書き］オプションがこの選択に優先されます。
•［塗りつぶしなし］：ゾーン塗りつぶしは、輪郭線以外は表示されません。
•［背景を隠す］：ゾーン塗りつぶしの背景は表示されず、前景パターンがある場合は、それが表示されます。
•［無地前景］：ゾーンが、前景塗りつぶしパターンの色であるソリッドカラーで表示されます。
•［無地カテゴリ］：ゾーンが、［オプション］ → ［属性設定］→［ゾーンカテゴリ］で割り当てられたカテゴリ色であるソリッドカラーで表示されます。前景パターンは表示されません。
•［無地背景］：ゾーンが、背景塗りつぶしパターンの色であるソリッドカラーで表示されます。前景パターンは表示されません。
注記：［塗りつぶし背景カラーを上書き］オプションがこの選択に優先されます。
•［パターンを隠す］：ゾーン表面塗りつぶしが、表面塗りつぶし背景であるソリッドカラーで表示されます。ゾーン表面塗りつぶしが適用されていない場合、ゾーンはその無地カテゴリ色で表示されます。