エクスポートしたオプションファイル(.xml、.aat、.prf)の移行
ArchiCADでは、カスタマイズしたさまざまなタイプのプロジェクトデータをXMLまたは他の特殊なファイル形式でエクスポートし、そのデータを他のプロジェクトで再利用できます。
このようなエクスポート可能なデータタイプとして、以下が挙げられます。
•プロジェクト情報
•モデル表示オプションセット
•一覧表(一覧表設定)
•プロジェクトインデックス(インデックス設定)
•作業環境(断面形状、設定)
•属性(.aat)
•お気に入り(.prf)
•検索と選択の条件セット(ArchiCAD 13または14からのみインポート可能)
ArchiCAD 19では、カスタマイズしたプロジェクトデータファイルは、旧バージョンのプロジェクトで作成したものでも使用できます。
プロジェクトデータを円滑に転送するには、旧バージョンのファイル(ArchiCAD 13プロジェクトなど)をArchiCAD 19で開き、ArchiCAD 19でそのプロジェクトデータを保存することをお勧めします。次に、そのデータファイルを目的のArchiCAD 19プロジェクトにインポートします。
例えば、ArchiCAD 13プロジェクトで、検索と選択のカスタム条件セットに名前を付けて保存し、それをArchiCAD 19プロジェクトで再利用する場合、以下の手順を実行します。
1.ArchiCAD 19でArchiCAD 13プロジェクトを開きます。
2.カスタマイズした条件セットをファイルに保存します([検索と選択]ダイアログボックスのポップアップから[エクスポート]コマンドを使用)。
3.目的のArchiCAD 19プロジェクトを開きます。
4.新規保存した条件セットをインポートします([検索と選択]ダイアログボックスのポップアップから[インポート]コマンドを使用)。