テーマに沿った機能開発や主要なパフォーマンス改善とは別に、ArchiCAD 19には多数の修正、UI変更、およびコントロールの名前変更が含まれています。これらは全て、わずかでも役立つようにユーザーエクスペリエンスを改善することを目指しています。これには以下が含まれます。
ArchiCADプロセスに関するフィードバックの向上
ウィンドウ更新、ライブラリのロード、およびその他のプロセス中に受け取る現在の状況に関するフィードバックが改善され、必要な場合には処理を停止できるかどうかが明確に示されるようになりました。

3Dウィンドウの設定
UIが更新され、簡略化されました。
材質設定(CineRenderエンジン)
•「画像」をテクスチャタイプとして選択すると、[ライブラリから画像をロード]ダイアログボックスが自動的に開くようになりました。
•[設定を一致させる]ポップアップの2つのオプションの名前が [インターナル設定を更新 (CineRenderから)]と[CineRender設定を更新 (インターナルから)]に変更され、よりわかりやすくなりました。
材質の画像テクスチャの編集の改善
•各画像の名前が材質パラメータ間でリストされます(「画像」だけでなく)。
•[材質設定]で、およびテクスチャを参照するときに、テクスチャサイズ(幅/高さ)がピクセル単位で示されます。
•テクスチャがライブラリで「欠落」している場合に、フィードバックが表示されます。
•材質チャンネルがサイズの異なる複数の画像テクスチャを使用する場合、最終結果での変形を回避するために、フィードバックがすぐに表示され、それらの全てに対してプロパティを選択できます。
ゾーンスタンプでのフル要素IDの表示
•要素IDパラメータを使用するゾーンスタンプ、マーカーおよびラベルが、デフォルトでフル要素ID、つまりマスタID情報を含むIDを表示するようになりました。
•このため、ホットリンクモジュールを使用するプロジェクトでは、それが属するモジュールインスタンスのマスタIDによってゾーンIDを拡張することができます。
•要素一覧表およびライブラリ部品要素で要素IDを表示するオプションは、[フル要素ID]、[コンパクト要素ID]に名前が変更されました。
•組み立て要素([要素設定]→[タグとカテゴリ] パネル)のIDフィールドに対する15文字の制限がなくなりました(新しい制限は2048)。
インポートされた鉄骨断面形状に対するビルディングマテリアルの制御
標準鉄骨断面形状データベース([オプション]→[標準鉄骨断面形状をインポート])で、断面形状マネージャにインポートする前にビルディングマテリアルを割り当てられます。
[複合構造]ダイアログボックス
•リストに層をドラッグすると、ドラッグした層は(2つの層を入れ替えるのではなく)層の間に配置されます。
•ダイアログボックスを再度開いたときに、最後に表示されていた複合構造が自動的に選択されるようになりました。
断面形状マネージャ
[ビルディングマテリアルを利用]チェックボックスは、[ツールの設定]の内容に合わせてわかりやすくするために、[材質上書き]に名前が変更されました。名前の変更に伴い、オン/オフが逆になりました。
一覧表設定
•IES一覧表パネルの日付をIDまたは名前でソートできるようになりました。
•一覧表設定は、同様のダイアログに合わせて、また新規/複製機能を結合するためにデザインが変更されました。
•[フィールド]パネルで、Cmd+Aキー(全てを選択)ショートカットを使用して全てのフィールドを選択できます。
•追加パラメータは、パラメータのリストビューとインスタント検索と共に、サブダイアログに移動しました。
•Shiftキーおよび/またはCmdキーを使用して、フィールドの複数選択、複数編集、複数削除、複数ドラッグができるようになりました。
•基準コントロール「等しい/異なる/含む」(ビルディングマテリアルの名前など)に[含まない]が追加されました。
壁の端面積パターン
[終端材質:隣接する壁を使用して上書き]をチェックしている場合、テクスチャとベクトルハッチが隣接する壁と正しく整列するようになりました(隣接する壁のテクスチャを再調整した場合、隣接する壁の終端がそれに合わせられます)。
材質基準の検索と選択
[検索と選択]ダイアログボックスで、[材質上書き]基準が[材質]に変更され、それが上書きか元のビルディングマテリアル材質かに関係なく、材質を検索するようになりました。
ウィンドウメニューのコマンド
タブバーのワークフローに合わせてコマンドが名前変更/変更されました。
ナビゲータパレット
•タブバーのポップアップナビゲータの導入により、[ナビゲータ/オーガナイザを自動的に隠す]コマンドは削除されました。
•ナビゲータとオーガナイザのポップアップで、関連するパレットを隠したり表示したりできるようになりました。
作業環境
•作業環境プロファイルを変更するための新しいメニューコマンド:[オプション]→[作業環境]→[作業環境プロファイルの適用]が追加されました。
•作業環境設定から参照線パネルが削除されました。
•簡略化された参照線設定は、名前が変更された[入力制約とガイド]パネルにあります。
•[画像処理と計算]パネルは[モデル再構築オプション]に名前が変更されました。
•自動再構築モデルビューコントロールはここに含まれます(以前はオプション追加パネルに配置されていました)。
•パレットグループは[ワークスペース設定]に名前が変更されました。
[ツールの設定]パネル
•[リストとラベル]パネルは[リスト表示]に名前が変更され、デフォルトで非表示になりました(これを表示するには、[ツールの設定]で作業環境をカスタマイズします)。
•[ゾーンとの関連]コントロール(以前は壁、柱、カーテンウォールの設定の[リストとラベル]パネルにありました)は、[モデル]パネル(壁および柱の設定)と[部材配置]パネル(カーテンウォール設定)に移動しました。
•ゾーン設定内:上部クロップを元に戻す/下部クロップを元に戻すコマンドは、[全てのクロップを元に戻す]に名前が変更され、[デザイン]→[屋根機能拡張]に移動しました。
•[リストするパラメータ]タブ(オブジェクトタイプのツール設定内)は、[説明]に名前が変更されました。
その他のUI変更
•OSX10.10のみ:ダイアログパネルのヘッダーとポップアップはYosemiteスタイルに合わせて、よりフラットなデザイン(グラデーションが少なめ)になりました。
•ソリッド編集パレットの幅が狭くなり、幅を伸縮できるようになりました。