プロジェクトのマークアップでBCFを使用する場合のワークフロー

例:

1.ARCHICADモデルには、建築モデル全体とIFC経由で設備プログラムからインポートした設備モデルが含まれています。GRAPHISOFT MEP Modelerは干渉を検出します。この干渉は、マークアップ項目として表示されます。このマークアップ項目(BCF形式)を、問題を表示できる設備設計者に、設備設計者の固有のプロジェクトのコメント形式で送信します。

2.CADマネージャは、BCF形式をサポートするIFCモデルチェッカーを使用します。

注記:Solibri Model CheckerやTekla BIMsightは、BCFをネイティブ機能でサポートしています。Revitは、KubusアドインなどのサードパーティアドインでBDFワークフローをサポートしています。

CADマネージャは、全てのIFCモデルをプロジェクトにインポートし、問題にコメントします。CADマネージャは、これらのコメントをBCF形式で、ARCHICADを使用する設計者を含むさまざまな利害関係者に送信します。利害関係者はIFCモデルを参照し、マークアップを使用して記載された問題を追跡します。

3.ARCHICAD設計者は、構造モデルを構造設計者に送信します(IFC形式で、BCF形式のマークアップ項目と共に)。構造設計者は、Tekla Structuresを使用してモデルを参照します。BCF互換により、設計者は修正された要素を素早く簡単に見つけることができます。

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