ダイアログボックスの中央にあるコマンドボタンを使用して、属性マネージャーの両側にあるリストの属性を管理します。
属性マネージャーで行った変更のうち、現在のプロジェクトの属性セットに影響を及ぼすものは[変更]タブにリストされ、属性マネージャーを閉じるまで元に戻すことができます。
「属性マネージャーで変更を元に戻す」を参照してください。
属性マネージャーの任意のタブで[OK]をクリックすると、変更を確定して適用するように警告が表示されます。
属性マネージャーのコマンドは、アクティブなリストに応じて、(左側の)プロジェクト属性リストまたは(右側の)一時的リストに適用されます。
プロジェクト属性リスト(左側)へのコマンド
一時的属性リスト(右側)へのコマンド
次の3つのコマンドを使用して属性をプロジェクトリストから一時的属性リストに、または一時的属性リストからプロジェクトリストに追加します。
追加
あるリストの属性を他のリストの一番下に、新しいインデックス番号付きで追加します。同じ名前の属性がすでに存在する場合は、名前に(1)が追加されます。
インデックス
他のリストの同じインデックス番号を持つ属性を上書きします。そのインデックスが存在しない場合、同じインデックス番号で新規項目が作成されます。
名前
他のリストの同じ名前を持つ属性を上書きします。その名前が存在しない場合、属性が追加されます。
•全ての関連した属性を含める:3つの各転送コマンド([追加]/[インデックス]/[名前])にこのチェックボックスを適用して、その関連する属性を追加することもできます。
•全ての関連したレイヤーを含める:[レイヤーセット]ページの3つの各転送コマンドにこのチェックボックスを適用すると、レイヤーが含まれます。
属性を一時的リストにインポート
属性マネージャーの一時的リストから、以下の手順を実行します。
1.[インポート]ボタンをクリックします。
2.必要なArchicad属性を含むファイルを参照します(例:XML、.aat、Archicadプロジェクト)。
3.[開く]をクリックします。
これで、インポートしたファイルの属性は、属性マネージャーの対応するページの右側(一時的リスト)にタイプ別に表示されます。
注記:[インポート]コマンドでは属性は現在のプロジェクトに追加されないため、ご注意ください。
属性マネージャーを使用してファイルをインポートする場合:
受け取ったビルディングマテリアルの属性には、すでに値が定義されている分類とプロパティが含まれる場合があります。
ただし、参照される分類とプロパティがホストプロジェクトにすでに存在する場合を除き、これらの値をホストArchicadプロジェクトに追加することはできません。
したがって、このようなビルディングマテリアルをインポートする前に、受け取る分類とプロパティを確認し、プロジェクトに存在することを確認しておく必要があります(分類マネージャーおよびプロパティマネージャーを使用)。
存在しない場合は、欠落している分類とプロパティを作成してから、ビルディングマテリアルをインポートします。これで全ての参照値がプロジェクトに追加されます。
これを行わない場合、割り当てられた値は失われます。
属性をXMLファイルにエクスポート
属性マネージャーの一時的リストから、以下の手順を実行します。
1.エクスポートする1つまたは複数の属性を選択します。
2.[エクスポート]ボタンをクリックします。
[複製]コマンドで、一意のインデックス番号を持つ選択した属性を現在の属性リストの一番下に追加して、さらに編集することができます。
一時的リスト(右側)の項目の場合:属性を一時的リストから削除します。
プロジェクト属性(左側)の場合:属性をプロジェクトから削除します。
[削除]ボタンで以下のプロジェクト属性の[削除と置換]ダイアログが表示されます。
•レイヤー
•線
•塗りつぶし
•材質
•ビルディングマテリアル
•プロファイル
•ゾーンカテゴリ
ここで、置換対象の属性を一括して選択できます。
「モデルの属性の削除と置換」を参照してください。
注記:
–ペンセットの削除とは、そこに含まれる全てのペンが全てのペンセットにおいて未定義になることをいいます。
–ペンセットを一時的リストから削除すると、未定義になります。
選択内容にかかわらず、このコマンドでプロジェクトで現在使用されていない全ての属性(つまり、チェックマークなしでリストされている全ての属性)がリストから削除されます。
[一掃]コマンドは、下記の場合はグレーで表示されます。
•現在のタイプの全ての属性が使用中の場合
•属性マネージャーにチェックマークフィードバックがない属性タイプの場合:レイヤーセット、ペンセット、ペン、都市。
再インデックス
要素は属性のインデックス番号で属性を参照します。インデックス番号を編集するには、[再インデックス]をクリックします。
[TXTとして保存]をクリックして、属性の現在開いているページをテキストファイルとして保存します。
注記:テキストファイルは、属性の削除と置換の処理を自動化する[ファイルによって属性を置換]機能を使用する場合に便利です。この機能には、所定の形式のテキストファイルの生成と、そのファイルを呼び出すコマンドの実行が必要です。
この手順の説明は、属性の移行についての記事を参照してください。