ドキュメントの作成前にモデル品質を向上させます。
重複要素ペアのアドオン検出:基準線が一部または完全に重複している場合、重複とみなされます。このようなペアは案件としてハイライトされるため、各案件を調査して必要に応じて修正できます。
注記:これは試験機能であり、まだ完璧ではありません。これは曲線要素上では機能しません。
機能の有効化
これはArchicad 25アップデートの試験機能です。
[オプション]→[作業環境]→[追加オプション]→[試験機能]でこれを有効にしてください。
フィードバックを提供するには、この機能をお試しになり、[線形要素の重複チェックを有効化]機能をオフにしてコメントを送信してください。フィードバックをお待ちしています!
推奨ワークフロー
1.[編集]→[線形重複チェック]に移動して、[線形重複チェック]パレットを開きます。
2.チェックするモデル部分として、[現在のビュー]または[選択/矩形選択]のいずれかを選択します。
現在のビュー:現在アクティブなビューに表示されている全ての要素をチェックします。
選択/矩形選択:現在選択または矩形選択している要素のみをチェックします。
3. ツールアイコンを有効にして、チェックする要素ペア(壁と壁、柱と柱、梁と梁、線要素と線要素)を定義します。
4.[チェック開始...]をクリックします。
5.結果を確認するには、案件オーガナイザ([ウィンドウ]→[パレット]→[案件オーガナイザ])を開きます。
デフォルトでは全ての案件が表示され、ステータスはオープンで優先度は低です。
6.案件をダブルクリックすると、それが案件マネージャに表示されます。ハイライトされた要素にズームして、必要に応じてモデルを調整します。
7.[再チェック]をクリックして再度実行します。解決済み案件が案件マネージャから削除されます。
注記:プロジェクトを閉じるまで、コマンドは[再チェック]のままです。
詳細オプション
非干渉要素を無視
場合によっては、2つの要素の基準線が重複していても、3Dでは実際には干渉していないことがあります。このような案件を無視するには、[3Dで干渉していない要素を無視]をオンにします。
基準線が重複していますが、3Dでは干渉していません。このような要素は無視され、案件として検出されません。
案件名の自動作成
案件名がデフォルトで要素タイプに基づいて作成されます。また、番号付けも行われます。
ただし、[カスタム名]を選択した場合は、案件パネルで案件に別の名前を選択できます。この方法では、作成された全ての案件が同じカスタム名を共有しますが、番号付けは行われません。
後で案件オーガナイザで1つずつデフォルト名を変更できます。