ポップアップナビゲータのプロジェクト一覧は、バーチャルビルディングモデルの構成要素(ビューポイント)のツリー構造を提供します。
注記:ポップアップナビゲータでは、以前のバージョンのArchicadのナビゲータパレットと類似した多数の機能を使用できます。ナビゲータパレット(およびオーガナイザ)もこれまでと同様に[ウィンドウ]→[パレット]から使用できます。これらに固有の機能の詳細は、「ナビゲータパレット」および「オーガナイザパレット」を参照してください。
ビューポイントとは
ビューポイントとは、プロジェクトの特定部分のウィンドウを示します。ビューポイントは、ナビゲータのプロジェクト一覧に表示され、フォルダに整理されています(ビューポイントの種類ごとに1つのフォルダが指定されます)。これらのフォルダは項目のタイプの固定リストです。ここではフォルダを追加および削除することはできません。
ナビゲータおよびタブバーでは、ビューポイントのアイコンは黒色の輪郭線で表示されます。
注記:ビューポイントの設定を保存すると、ビューになり(ビュー一覧に表示されます)、レイアウトに配置して編集することができます。
プロジェクト名
プロジェクトは、プロジェクトファイルを保存すると名前を取得しますが、[ファイル]→[情報]→[プロジェクト情報]でプロジェクト名を割り付ける場合には、ナビゲータに表示される名前になります。
プロジェクト一覧のフォルダ
[フロア]フォルダには、プロジェクトに定義された全てのフロアが格納されています
[断面図]、[立面図]、[展開図]、[ワークシート]、[詳細図]および[3Dドキュメント]フォルダには、対応するウィンドウの一覧が含まれています。いずれのフォルダの前にもプラス符号がない場合は、プロジェクトにそのようなビューポイントがまだ作成されていないことを意味します。
この各ビューポイントタイプの詳細については、「Archicadモデルビュー」を参照してください。
[3D]フォルダには、さまざまな投影およびカメラのタイプを示す要素タイプが格納されます。
•デフォルトでは、プロジェクトの開始時にはパースおよび平行投影の2つの項目が表示されます。
•カメラをプロジェクトに配置する場合、その名前がプロジェクト一覧の3Dフォルダに表示され、パスの下にグループ化されます。
「カメラツールの設定」を参照してください。
[一覧表]フォルダには、設計図書の一部として作成される連動一覧表(要素と構成要素)が含まれています。連動一覧表は、製造業者にドア、窓、その他の組み立て要素を注文するための基準となり、一連の条件に基づいて要素の整合性を確認することができます。
「一覧表」を参照してください。
プロジェクトインデックスフォルダには、内容の種類の項目を示すテーブルセットが格納されています(ビュー一覧のインデックス、レイアウトシート、図面リストなど)。
「プロジェクトインデックス」を参照してください。
注記:このコマンド([新規フロアを作成]、[新規個別詳細図を作成]など)は、対応するプロジェクト一覧の項目を選択している場合は、コンテキストメニューからも使用できます。
[削除]ボタンは、選択したビューポイントを削除します。このビューポイントにリンクされたマーカーが全て削除されます。