組み立て要素タイプの全てのツール、塗りつぶしツール、およびゾーンツールの[分類とプロパティ]パネルには、[ID]フィールドがあります。
IDは、リストビューで要素を識別し、グループ化するために使用します。また、要素に連動するラベルでIDを使用できます。文字はどれでも使用できます。
要素IDは、ArchicadモデルをBIMx Hyper-Model形式で保存する場合にも重要になります。チームワーク環境で作業する場合、BIMxは要素IDに基づいて、選択した要素のフィードバックを提供します (ArchicadモデルをBIMx Hyper-modelとして保存する場合は、必ずこの要素IDデータを含めてください。 そうしないと、BIMxはモデルの選択された要素に関するIDベースのフィードバックを提供できません)。
注記: 全ての組み立て要素には、自動的に生成される一意のユニークID(GUID)も付与されます。このIDは、プロジェクトの存続期間中ずっと同じです。このIDはラベルやリストでも使用できます。
IDによる要素のフィルタ処理やグループ化は、多くのリスト設定で使われる方法です。計算で得られる合計は、同一のIDを持つ要素を参照できます。このため、IDの内容が重要である場合があります。
•[オプション]→[作業環境]→[追加オプション]ダイアログボックスで[新規要素IDを各新規要素に割り当て]チェックボックスをオンにしておけば、要素を連続して描画するときに、新規要素を描くたびにこの数字が1ずつ増えます。[ID]フィールドに数字が含まれていない場合は、同じタイプの新規要素には全て同じIDが付与されます。
•要素を複製または連続コピーした場合、作成された要素のIDは元の要素のIDと同じです。
•プロジェクトに要素を貼り付けた場合、要素のIDが重複する可能性があります。
「要素IDマネージャー」も参照してください。