図面ツールを使用してプロジェクトに図面を配置します。
モデルビューに配置される図面は外部ファイル(DWG、PDF、および画像ファイルなど)です。これらにArchicadビューを含めることはできません。
図面は3Dウィンドウやスケジュール表示を除く全てのモデルビューに配置できます。
モデルへの図面の配置は、例えば、メーカーから標準的な屋根構造の詳細図をPDF形式で受け取った場合などに役立ちます。このPDF文書を図面として詳細図ウィンドウに配置し、必要に応じて変更やマークアップを加えて、レイアウトに変更済み詳細図として配置できます。
同様に、外部のDWGファイルをベクトル図面のモデルに図面として配置できます。この方法を使用すると、DWGファイルをXREFとして添付する場合よりも簡単にArchicadでDWGファイルにアクセスできます。
DWG、DXF、またはDWFファイルをArchicad図面として配置する場合、ソースファイルのレイヤーに基づいて図面の内容の表示/非表示を選択できます。
モデルビューの図面ツールを使用して配置する画像は、画像ツールを使用して配置する画像よりも優れている場合があります。これは、この図面にソースファイルの情報が保持されており、更新が可能であるためです。図面のサイズ、タイトル、およびフレームオプションはカスタマイズできます (画像にはこのような機能はありません)。
モデルビューに配置される図面は(レイアウト上に配置される図面とは対照的に)、スケールに依存しません。
1.図面ツールを起動します。
2.以下のいずれかを実行します。
–モデルウィンドウ内をクリックします。
–[ファイル]→[外部参照]→[外部図面を配置]を使用します。
3.目的のファイルを選択して[開く]をクリックします。
注記:複数のページを持つPDF文書をインポートする場合は、ダイアログボックスで配置するページを選択するように要求されます。
4.図面の設定で定義された配置基準点によって図面が配置されます。
図面を削除する場合は、Archicadの他の要素と同様に選択して削除します。現在のウィンドウと削除した図面を含むウィンドウが同じタイプ(平面図またはレイアウトウィンドウ)の場合のみ、図面の削除を元に戻せます。