このダイアログは、単独Archicadプロジェクトをチームワークプロジェクトとして共有する場合に使用できます。
このオプションでは、共有するプロジェクトのリンクされたライブラリの操作方法を定義します。
「Archicadでチームワークプロジェクトを共有」を参照してください。
現在の単独ユーザープロジェクトのリンクされたライブラリは、左側の列に表示されます。
このリストで選択したリンクされたライブラリごとに、[動作]ポップアップから動作を選択します。使用可能な動作は、それぞれの状況に応じて異なります。
アップロード
ここに表示される選択済みのホストサーバーにリンクライブラリをアップロードします。以下の場合、これがデフォルトのオプションになります。
•リンクライブラリが使用可能である
•アップロード先のフォルダに同じ名前のライブラリが存在しない
後でアップロード
このオプションは、以下の場合に表示されます。
•アップロードするリンクライブラリが欠落している(削除済みの場合など)
•ホストサーバーへのアクセスまたはライブラリのアップロードに必要な権限がない
[後でアップロード]を選択した場合、引き続きプロジェクトを共有できますが、リンクライブラリはアップロードされません。他のユーザー(例:サーバー管理者)がライブラリを指定場所にアップロードすると、プロジェクトではそのライブラリが自動的に検出されます。
リンク先
[リンク先]は、同じ名前のライブラリがBIMcloudのターゲットフォルダで使用可能な場合のデフォルトオプションです。このオプションでは、共有プロジェクトをこのライブラリにリンクします。あるいは、ポップアップをクリックして、BIMcloud上の別の場所に同じ名前のライブラリをリンクします。
ライブラリフォルダの修正
このオプションを使用すると、BIMcloud上の別のフォルダ(デフォルト以外)にライブラリをアップロードできます。
注記:BIMcloud Basicではご利用になれません。
必要なアクセス権:
-簡易管理:プロジェクト管理者
-詳細管理:ライブラリフォルダの「内容の修正」、「詳細の修正」、「項目の表示」アクセス権
ホストサーバーの修正
注記:BIMcloud Basicではご利用になれません。
BIMcloud上の別のサーバー(デフォルト以外)にライブラリをアップロードする場合は、ライブラリ共有フォルダのホストサーバー列をクリックして、ポップアップから選択します。
[場所を選択]ダイアログボックスからホストサーバーを切り替えることもできます(ユーザーがアクセス可能な複数のサーバーがBIMcloudに設定されている場合)。
必要なアクセス権:
-簡易管理:サーバー管理者
-詳細管理:BIMcloud Serverにホストされているデータの修正
選択
この動作は、BIMcloudのプロジェクトフォルダにターゲットフォルダが定義されていない場合に表示されます
(BIMcloud Managerの[プロジェクト]ページのライブラリフォルダの設定を「Archicadから手動で定義」にした場合です)。
この場合、警告を表す赤色の三角形の記号が[ライブラリ]ダイアログに表示され、[選択]をクリックするまでプロジェクトを共有することはできません。次に、[修正]コマンドを使用して、ターゲットフォルダを定義します。
使用しない
選択したリンクライブラリを、共有しているプロジェクトから削除します。このオプションを使用すると、チームワークプロジェクトのライブラリ部品が欠落する可能性があります。その場合、このオプションにより欠落したライブラリ部品の数が警告として表示されます。これらのライブラリ部品のリストについては、ライブラリマネージャーを参照してください。
[ライブラリ]ダイアログボックスで[OK]をクリックし、[チームワークプロジェクトを共有]ダイアログボックスに戻ります。
ライブラリ変換の選択内容は、[共有]をクリックした後で有効になります。
デフォルトの場所と カスタマイズした場所
共有プロセスでは、BIMcloudはプロジェクトのリンクライブラリのデフォルトの場所を定義します。
このデフォルトを[ライブラリ]ダイアログで修正するには、前述のとおり、リンクライブラリを別のフォルダまたは別のホストサーバーに配置します。これで設定がカスタマイズされます。
ライブラリをデフォルトの場所に戻すには、[プロジェクト内のライブラリ]項目をクリックして、ポップアップから[デフォルト設定を復元]を使用します。
リスト内の全てのライブラリをデフォルトの場所に戻すには、ダイアログの下部にある[全てのデフォルト設定を復元]ボタンを使用します。