データベースファイルに基づいた製造断面の自動マッピング(SAFをArchicadにインポート)
受信した1D SAF断面形状は、断面形状マッピングパネルの定義に基づいてマッピングされます。
ただし、SAF製造断面形状が断面形状マッピングリストに名前でマッピングされていない場合、デフォルトデータベースに基づいた自動マッピングを有効にすることができます。このデフォルトデータベースには、Archicad断面形状にマッピングされる6000以上のSAF断面が含まれています。
SAFインポート用変換設定の断面形状マッピングパネルでこのチェックボックスをオンにします。
注記:これはエクスポート時に断面形状マッピングに使用するのと同じデータベースです。インポートとエクスポートに対してそれぞれ個別にデータベースを有効にすることができます。
チェックボックスがオンの場合、インポートプロセスでは事前定義されたリスト(「ExternalDB」という名前のExcelファイル)を参照して、上記の断面形状マッピングリストに名前でマッピングされていない、受信した全ての製造断面がマッピングされます。これにより、手動でマッピングする場合と比べてかなりの時間と労力を節約できます。
受信した各SAF断面をこの方法でマッピングする場合、対応する断面形状の属性は、標準鉄骨断面形状データベースに基づいてArchicadで自動的に作成されます。
「標準鉄骨柱/梁の断面形状の使用」を参照してください。
データベースファイルの場所と編集(製造されたSAF断面)
Excelファイル「ExternalDB」は、Archicadをインストールしたデフォルトフォルダにあります。
また、この目的で使用できる事前定義されたデータベースファイルをダウンロードサイトで確認してください (「構造アプリケーション用に最適化されたSAFデータファイルをダウンロード」を参照)。
独自のデータベースファイルを作成して保存し、カスタムファイルとして参照して使用することができます。このデータベースファイルは、提供されるデフォルトファイルと同じ2つの列と列名を含む1枚のシートで構成されたExcelファイルにする必要があります。
重要:Archicadテンプレートで提供されるデフォルトのExternalDBファイルをコピーして編集することはできますが、名前を変更したり移動したりしないでください。
製造断面に関するマッピングルールの優先度
マッピングルールは次の順に適用されます。
1.断面形状マッピングパネルのリストに基づいた、名前によるマッピング
2.外部データベース([マッピングされていない製造断面の断面形状を作成]ボックスをオンにしている場合)
3. [その他の断面]の[製造]設定 これは上記の手順1と2でマッピングされなかった全ての製造断面に対する汎用的な定義です。