SAF変換設定には以下のようにしてアクセスします。
[ファイル]→[相互運用性]→[SAF]→[SAF変換設定]
このパネルでは、インポートした各解析部材タイプ(壁、スラブ、屋根、柱、梁)に対してデフォルトのArchicadツール設定を選択します。
各要素タイプに対して、ポップアップを使用してArchicadツールのデフォルト設定またはそのお気に入りの1つを選択します。
これらの設定の用途
インポートしたSAF要素の多数の構造解析パラメータ(形状、位置、マテリアル、断面などの各パラメータ)は、Archicadで正しく再作成(または手動でマッピング)されます。SAFファイルをインポートしたときに、これらのSAFデータにより対応するArchicadの値が上書きされます。
ただし、Archicadにインポートされた解析要素は、SAFで定義されていない他の多くのパラメータ(ペンセット、分類など)を持つフィジカル要素に変換されます。
そのため、Archicadでフィジカルな外観を定義するために、インポートされた各解析要素では、[SAFインポートトランスレータ]の[その他の設定]パネルで選択したツール設定定義が使用されます(SAFで未定義の全ての設定で使用)。
次の表は、SAFからインポートされる1D部材と2D部材から作成されるArchicad要素をまとめたものです。
インポートされる1D部材 |
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Archicad要素 |
傾斜角度 < 45度 |
梁 |
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傾斜角度 > 45度 |
柱 |
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インポートされる2D部材 |
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Archicad要素 |
平面が水平 |
スラブ |
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平面が0 > 45度 |
単一平面屋根 |
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平面が45-90度 |
壁 |