このダイアログボックスは、[エネルギーモデル再検討]パレットの右上にあるポップアップまたは[環境設定]ダイアログの[気候データ]ボタンから開きます。
気候データソース
エネルギー評価に使用する気候データソースのオプションを選択します。
•Strusoft気候サーバーからダウンロード。StruSoftの全ての気候データは、NOAA-CIRES Climate Diagnostics Center(所在地:米国コロラド州ボールダー)から提供されるNCEPの再分析データから作成されます(ウェブサイト: http://www.cdc.noaa.gov/)。
•[ASHRAE IWEC, TMY, WTEC2ファイルを使用]:[参照]をクリックして、外部ソース(https://energyplus.net/weatherなどのオープンソースまたは有償ソース)から取得した気象分析ファイルのデータを選択してインポートします。
注記:可能なかぎり平均的な年の気象分析データを使用してください。これは、特定の年に記録された気候データよりも指定場所の気候が正確に表されているためです。
プロジェクトで気象データをダウンロードすると、Archicadキャッシュライブラリに保存されるため、コンピュータがオンラインでない場合でも、後から別のArchicadプロジェクトを開いているときに、このデータを使用できます。
気候タイプ
建築物の位置の気候を最も正確に示す気候タイプ([湿地帯]、[乾燥帯]、[海洋性])を割り当てることができます。この分類は、北米の建築エネルギー効率の計算基準に準拠する場合に必要ですが、計算結果には影響しません。
気候データの表示
以下のグラフは、1年間の気候の変動を示します。グラフに表示する気候データタイプ([気温]、[相対湿度]、[日射]、[風速])を選択します。
右側にある4つのアイコンを使用すると、表示する詳細レベルの単位を月、日、週、または時間に切り替えることができます。
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気温:毎月 |
気温:毎週 |
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気温:毎日 |
気温:1時間ごと |
グラフの下には、選択した気候データタイプの最大値、平均値、および最小値が表示されます。
気候データタイプに[風速]を選択した場合、風配図のデータを表示する追加のアイコンが使用できます。
グラフには8つの方向が表示されます。扇形の各項目の長さは、(1年間に)該当する方向から風が生じる頻度をパーセンテージで示します。
各項目内の色は、風速の範囲(該当する方向からの風全体をパーセンテージで)を図下の色区分で示します。
風配図中央(白いエリア)の値は、無風または微風の時間をパーセンテージで示します。