その他の変更

[計算単位]ダイアログの修正

以前のバージョンでは、[計算単位]ダイアログ(プロジェクト設定)は、すべてのサンプル(プレビュー)を同一の10進数ベースの例で表示していました。

Archicad 26では、ユーザーが選択した正しい単位(フィートや分数インチなど)を使用してサンプルが表示されます。

ゾーンスタンプと基準点の不具合修正

Archicad 25では、モデルビューオプションでゾーンスタンプをオフにした場合でも、ゾーンスタンプをクリックして移動することができました。

この問題はArchicad 26で修正され、ゾーンスタンプが表示されているときのみクリックして移動することができるようになりました。

手動ゾーンでない場合、モデル表示オプションでゾーンスタンプがオンの時のみ基準点が表示されていました。この基準点は、ゾーンスタンプが非表示のときにも表示されるようになりました。

断面図/高度:重複する切断塗りつぶしの処理の改善

3D空間で複数の要素が干渉して重なると、複数の面が同じ空間を共有するため、その表示順序が不確定になり形状が点滅していました。

このような干渉する要素を持つことは一般的に推奨されません。結合、トリム、またはソリッド編集などのコマンドを使用して、正しい形状になるように要素を切断する必要があります。

以前のバージョンのArchicadでは、これらの干渉する要素を断面図/高度で切断すると、全ての塗りつぶしが描画され、重複して表示されていました。その表示順序はランダムでしたが、ユーザーが表示順序を使用して変更することができました。ただし、この表示順序の変更は、ユーザーのローカルにのみ保存されていました。そのため、チームワークプロジェクトでは、ユーザーごとに表示順序が異なっている可能性がありました。

Archicad 26では、このような場合、モデルは切断塗りつぶしを1つだけ生成し、他のものは自動的に削除されます。ゾーンの場合、切断塗りつぶしは常に他のモデル要素の背面に送られ、切断したゾーンが他の切断要素を隠してしまうのを防ぎます。

カスタム寸法テキストの処理

状況によっては、ビューまたはモデル表示オプションを変更すると、寸法点が移動したり、位置が入れ替わったりすることがあります。カスタムテキストとその位置が、デフォルトの測定値と位置に戻ることがありました(カスタムテキストが寸法テキスト設定に保存されており、色などのカスタム形式が維持されていた場合にも)。

Archicad 26では、カスタムテキストとその位置はデフォルトで維持されます。

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