Archicadライセンスタイプ

このページでは、デモモードを含むさまざまなタイプのArchicadライセンスについて説明します。

商用版ライセンス - ハードウェアまたはソフトウェアキー

クラウドライセンス

デモモード

教育版ライセンス

商用版ライセンス - ハードウェアまたはソフトウェアキー

商用版のArchicadを商用版ライセンスモードで実行するには、ハードウェアキー(CodeMeter)またはソフトウェアキーが必要です。

Archicadの単体をご購入の場合は、「シングルライセンス」キーが付属しています。Archicadの複数ライセンスをご購入の場合は、全てのライセンスを保持する「ネットワーク」キーが付属しています。

無期限ライセンス

無期限ライセンスを購入すると、Graphisoft製品の全ての機能を無制限で使用することができます。一部の技術的制限はありますが、以前のバージョンを実行することもできます。

詳細については、「Archicadのプロテクションキーの互換性」を参照してください。

レンタルライセンス(利用可能な国または地域のみ)

レンタルオプションでは、ある特定の期間(1ヶ月など)のみライセンスをご購入いただけます。ご購入期間中は、複数のセッションを一日中実行するなどArchicadを無制限で使用することができます。

サービス期間は注文日に始まります(物理的なキーの納入期間を考慮して5日間が追加されます)。

Archicadを起動すると、レンタルライセンスの残りの利用可能な日数を通知するダイアログボックスが表示されます。この日数は、[ヘルプ]→[ライセンス情報]でも確認できます。

クラウドライセンス

クラウドベースのライセンスは、ユーザーのGraphisoftアカウントに接続されているため、ユーザーがサインインしている場合にのみ機能します。

以下の場合、クラウドベースライセンスを使用することができます。

会社がGraphisoftストアからクラウドタイプのサブスクリプションを購入している(利用可能な国または地域のみ)

Graphisoftアカウントを持ち、サインインしている

会社の管理者がライセンスを割り当てている

サブスクリプションの購入後、会社の管理者がクラウドベースのライセンスサイトを使用してライセンスを割り当てます。

クラウドライセンスは、ユーザーにのみ割り当て可能です(グループやチームには割り当てられません)。

Archicadを起動すると、Graphisoft IDを使用してアカウントにサインインするよう促されます。その後、ライセンスがアクティベートされ、作業を開始することができます。

正しいアカウントと正しい認証情報でサインインしないと、ライセンスを取得できない可能性があります。

ライセンスを解放するには、アカウントからサインアウトする必要があります。

Graphisoft IDでサインイン」も参照してください。

デモモード

Archicadを起動すると、プログラムが自動的に利用可能なライセンスを確認します。ライセンスを所有していない場合は、デモモードで続行できます。

デモモードでは、ファイルの保存とチームワーク以外の全ての機能を利用できます。全てのArchicadファイルで機能を表示して試用できます。

使用できないコマンドやメニュー項目は無効になり、ArchicadのタイトルバーはArchicad DEMOに変わります。

Archicadプログラムは、次のような場合にもデモモードに制限されます。

キーがコンピュータに取り付けられていない

所有している全てのArchicadライセンスが使用中である

ハードウェアプロテクションキーに不具合がある

CodeMeterサービスが稼働していない

教育版ライセンス

教育版ライセンスは、学生、教員、または教育機関の担当者が利用できます。

シリアル番号はhttps://myarchicad.graphisoft.comに登録すると取得できます。登録手続きを開始すると、最初に仮のシリアル番号とダウンロードリンクが付与されます。 この仮のシリアル番号は30日間有効です。

登録後、ライセンスの資格条件の承認があり、その後にGraphisoftのローカリの担当者から正式のシリアル番号が送付されます。

教育版シリアル番号の有効期間は1年間です。 有効期限が終了した後は、学業が終了するまで1年ごとに延長の申請が可能です。

ファイル形式と互換性

Archicad教育版は、学生または教育機関のみが使用するように設計されているため、商用版に変換できません。教育版を商用目的で使用することはできません。

教育版と商用版のプロジェクトファイルのファイル形式は同じですが(.pln)、教育版ファイルの右上隅にはウォーターマークが付加され、このウォーターマークは削除できません。ウォーターマークは全ての印刷出力に付加されます。

教育版のプロジェクトファイル(共有チームワークプロジェクトを含む)は、Archicadの商用版で開くことができます。この場合、Archicadは教育版モードに切り替わり、ウォーターマークが付加されます。

商用版のプロジェクトファイルは、Archicadの教育版で開くことができます。この場合、ウォーターマークが付加され、ウォーターマークを削除することはできません。

注記:商用版で共有されているチームワークプロジェクトに、教育版のユーザーが参加することはできません

教育版と商用版プロジェクトファイルの間では、「開く」以外のデータ交換(コピー、貼り付け、結合、ホットリンクなど)を行うことはできません。

シリアル番号が教育機関ではなく学生個人のものである場合は、カスタムインストールパッケージを作成するオプションは表示されません。

 

時間制限

ファイルの保存

ファイルを開く

チームワーク

デモ版

なし

いいえ

フル版のArchicadファイルを開いて表示

いいえ

教育版

最初は30日間(仮のシリアル番号)。 承認後:1年間のシリアル番号(更新可能)

教育版ファイルとして保存可能:全ての出力にウォーターマークが付きます

商用版ファイルを開くと教育版ファイルに変換されます

商用版で教育版ファイルを開くと、教育版として起動します

教育版ライセンスで共有するチームワークプロジェクト

詳細情報

関連トピック

ライセンスに関するトラブルシューティング