注記:Library Part Makerは、VIPservice/Forwardのお客様のみご利用いただけます。
Library Part Maker(LPM)は、カスタムGDLベースライブラリ部品の作成を簡素かつ能率的にするArchicadアドオンです。
graphisoft.com/jpの[ダウンロード]ページからLibrary Part Makerをインストールします。
次のコマンドのいずれかを使用してLibrary Part Makerパレットを開きます。
•[デザイン]→[デザイン補助]→[Library Part Maker]
•[ウィンドウ]→[パレット]→[Library Part Maker]
はじめに
Library Part Makerのワークフローは、2Dおよび3Dの標準的なArchicadツールの使用に基づいており、GDLプログラミングの知識は必要ありません。LPMアプローチでは、「実在する」製品に焦点を置いており、その中で図形と情報の両者を確実に紐付けします(ある特定のタイプの製品に必ず一意のバーコード番号を持たせるなど)。また、LPMは、パラメトリック2D/3D(LODベース)とパラメトリックCAD(Archicad属性ベース)の2Dシンボルと3Dモデルにも対応します。さらに、LPMを使用すると、Archicadでの複雑なドア/窓の作成やデザインも大幅に容易になります。
範囲
LPMでは、以下のGDLライブラリ部品タイプを作成するツールを提供しています。
•一般オブジェクト
•窓
•ドア
•天窓
•ランプ
•MEPライブラリ部品(MEPライブラリおよびMEPモデラーアドオンで完全に機能します)。
移行
Archicad 25のLPMでは、以前のLPMリリースのレイヤーベースの機能を排除して、割り当てベースのコンセプトに置き換えています。このコンセプトでは、レイヤー別の要素で構成された柔軟性に欠ける組織や、エラーが発生しやすいプロセスを排除しています。
新しいワークフローは、アップグレードおよび統合されたLibrary Part Makerパレットベースとなります。
Archicad 25より前のLPMリリースで作成されたコンテンツは、適切な割り当てに自動的に移行されます。これらのエレメントは自由に任意のレイヤーに移動することができます。
ハンドルとシャッター付属品は単独のタイプとして作成できなくなりました。これらのライブラリ部品はArchicadの標準機能で対応します([ファイル]→[ライブラリとオブジェクト]→[選択内容に名前を付けて保存])。