インポートした「一般」または「パラメトリック」であるSAF断面のマッピング
「一般」または「パラメトリック」であるSAF断面を製造タイプと同様に特定の名前のArchicad 断面形状にマッピングできます (「名前によるSAF断面のマッピング」を参照)。
ただし、製造タイプとは異なり、「一般」および「パラメトリック」である断面のSAF定義には、Archicadで再作成または認識できる形状およびパラメトリック情報が含まれます。
受信した断面を特定のArchicad 断面形状属性にマッピングするには、次の2つのワークフローのいずれかを使用します。
オプション1:カスタム断面形状としてマッピング
「一般」タイプのSAF断面は、カスタム断面形状としてインポートできます。
また、「パラメトリック」タイプの特定のSAF断面も、カスタム断面形状としてインポートできます。
「Archicadで認識されるパラメトリックタイプのSAF断面」を参照してください。
•SAF断面のポリゴンは、正しく解釈されてカスタム断面形状内に埋め込まれますが、マテリアル情報は取得されません (マテリアルは[マテリアルマッピング]パネルに基づいて割り当てられます)。
•カスタム断面形状はArchicadの属性の中に表示されず、名前でリストすることや、Archicadプロジェクトで参照することができません。
注記:Archicadにインポートしてから、このカスタム断面形状をプロジェクトに配置して、名前付きの断面形状属性として保存することができます。
オプション2:属性パレットと通して新しい断面形状属性を作成する
1.[オプション]→[属性設定]→[属性]を開きます。
2.[インポート]ボタンをクリックします。
3.[属性をインポート]ダイアログから、この目的で準備した.xlsx(SAF)ファイルを参照します。
「標準マッピングを確実に行うためにSAFデータファイルを準備およびエクスポート」を参照してください。
4.[一時的属性]ダイアログが表示されます。[断面形状]パネルに、受信したファイルにリストされたSAF断面(「一般」タイプとサポートされる「パラメトリック」タイプ)に基づいて、作成可能な新しい断面形状属性が表示されます。
5.Archicadビルディングマテリアル、塗りつぶし種類、線、およびペンを、追加する各SAF断面に割り当てます。
注記:断面に複数のSAFマテリアルが含まれる場合、そこに割り当てることができるArchicadビルディングマテリアルは1つのみです。ただし、これをArchicadプロジェクトに新しい断面形状として追加した後で、[断面形状編集]を使用して躯体構成要素ごとに異なるビルディングマテリアルを設定することができます。
6.[OK]をクリックして属性に戻ります。
7.Archicadプロジェクトに新しい断面形状を追加します。
これで受信するSAF断面を(「カスタム断面形状」ではなく)対応する名前付きのArchicad 断面形状属性にマッピングできます。