[ファイル]→[相互運用性]→[SAF]→[SAF変換設定]に移動します。
[その他の設定- エクスポート]パネルで以下のオプションを使用します。
受け取り側各ソフトウェアで、カタログから取得した断面が、ホスト1D部材のローカル座標系(LCS)で定義されている、そのデフォルトのXYZ方向に基づいてワークスペースに配置されます。
LCS標準はソフトウェアごとに異なるため、受け取り側ソフトウェアが使用する標準を選択する必要があります。SAFエクスポート変換設定のこのパネルに示されるLCS標準のいずれかをクリックします。
SAFファイルのエクスポートでは、それに従って出力する要素がArchicadで変換され、1D部材の断面が受け取り側ソフトウェアで正しい向きに設定されます。
どのローカル座標系を選択すればよいかを知る方法
特定のソフトウェア用に最適化された事前定義済みのSAF変換設定設定をインポートした場合、ローカル座標系は正しく定義されています。
「構造アプリケーション用に最適化されたSAFデータファイルをダウンロード」を参照してください。
受け取り側ソフトウェアで使用されるLCSを特定するには、以下の手順を実行します(そして以下の画像を表示します)。
1.L字型のArchicad 断面形状属性を、受け取り側プログラムでこれに対応するものにマッピングします (向きが明確な、非対称のプロファイル(Lなど)を使用してください)。
2.受け取り側ソフトウェアで、デフォルトの配置を使用して(回転やミラーリングを行わずに)対応するL断面を配置し、Archicad 断面形状と同じ「向き」になるようにします。
3.配置された断面位置を1D部材のLCSで表示します。通常、欧州のソフトウェア(SCIA Engineerなど)はLCS 0を使用しますが、米国のソフトウェアはLCS 4(RISA-3Dなど)またはLCS 3を使用します。
4.SAFエクスポート用変換設定で、受け取り側ソフトウェアに対応するLCSオプションを選択します。
注記:SAFインポート用変換設定ではLCSを設定する必要はありません。SAFファイルをインポートしたときに、受け取った要素位置は、「断面のLCS」モデルデータに基づいて自動的に変換されます。
曲線壁のセグメント2D部材
このコントロールは、曲線壁から生成される2D部材のSAFエクスポートに影響を与えます。
分割はデフォルトでオフです。受け取り側の構造解析ソフトウェアで、曲線壁から生成される曲線の2D部材を処理できる場合、チェックボックスをオフのままにします。
分割をオンにするケース
ご使用の受け取り側の構造解析ソフトウェアが曲線壁を処理できない場合のみ、チェックボックスをオンにしてください。曲線の2D部材は複数の辺としてエクスポートされます。
[中心角]フィールド:生成される辺の最大中心角を定義します。
–生成される辺は定義した中心角に近似しますが(超過なし)、以下の調整の影響を受けます。
-曲線壁の端点にノードが追加される場合(接続する要素が壁と交わる構造ノードなど)、端点が既存のノードと一致するように辺が作成されます。
-これらのノード位置に基づいて、実際の中心角の値(および辺の長さ)が変化します。
重要な注記
–[曲線壁の2D部材を分割]をオンにした場合、受け取り側ソフトウェアでは、曲線壁にアタッチされている構造サポートや構造解析リンクのノードと一致するように、辺の端点を追加します。
–エクスポートされた壁の辺の新しく生成された内側の辺では、エッジリリースが剛接合に設定されます(元の壁の辺のリリース値に関係なく)。
荷重関連データのエクスポート
デフォルトでオンになっています。
構造解析モデルをSAFにエクスポートするときに、全ての荷重関連データを無視する場合はこのコントロールをオフにします。
例えば、データのやり取りを含む次のようなシナリオがあります。
•構造ソフトウェアがArchicadで認識されない荷重データを使用している場合
•準設計担当者がSAFファイルの荷重データをArchicadモデルに組み込まないよう選択した場合
このような場合、データ交換のラウンドトリップにより荷重関連データが消失する可能性があります。このような消失を避けるために、チェックボックスをオフにすることもできます。その場合、荷重データは無視されます。
自重荷重ケースの荷重をエクスポート
デフォルトでオフになっています。
大多数の解析プログラムは、外部プログラムの自重荷重を処理しません。