数式のエラーとその修正方法

プロパティマネージャーで数式を使用すると、プロパティの定義されたデータタイプと数式の結果が自動的に比較されます。これらは一致する必要があります。

相違がある場合、自動的に警告が表示されます。それをクリックするとエラーメッセージが表示されます。

CompareDataTypes.png 

次に、想定されるエラーメッセージとその修正方法を示します。

結果がデータタイプと一致していません

全ての引数で同じデータタイプと比較可能な単位を使用する必要があります

引数のデータタイプが正しくありません

Archicadで使用できないデータタイプ

数学的エラー

記号/数値タイプが不適切です

データタイプを変更できません

数字が含まれていません

ヤード・ポンド法(US/UK)のユーザーへの注記:

Archicadの数式エディタを使用する場合には、フィートとインチを区切ったり、分数のインチを記述するために数学的文字「/」と「-」を使用することは避けてください。 Archicadはこれらの記号をマイナス演算子または除算演算子として解釈するため、数式で意図しない計算(減算または除算)が行われることがあります。

これを防ぐには、作業単位と計算単位が 「フィートと分数インチ」 に設定されている場合でも、数式エディタで式を入力する際に小数インチを使用してください。 このルールは、あらゆる長さと面積タイプのプロパティに適用されます。