材質は全て、固有のエンジンで設定されます。
•ベーシック(ハードウェアアクセラレーションを含む)
•Cineware and Redshift by Maxon
一般的に、Cinewareには、ベーシックエンジンやハードウェアアクセラレーションエンジン(この2つは非常によく似ています)よりも高度なパラメータが多数含まれています。
あるエンジン(例:ベーシック)の材質パラメータを変更し、別のエンジン(例:Cineware)に切り替えた場合、行った変更はそのエンジンの同じ材質パラメータには反映されません。
2つのコマンドを使用して、Cinewareで定義された材質の設定をベーシック(またはハードウェアアクセラレーション)エンジンの設定と同期させることができます。パラメータの相違により、結果が接近するだけの場合もあることに注意してください。一般的には、単純な材質の基本的なパラメータは正確に一致します。
[材質]の[設定を一致させる]ポップアップには、以下のオプションがあります。
ベーシック設定を更新 (Cinewareから)
これはCineware材質設定を、ベーシック/ハードウェアアクセラレーションのその材質の対応する設定に適用します。
注: ベーシック/ハードウェアアクセラレーションエンジンは使用するパラメータが比較的少ないため、このコマンドの効果は限定されます。 特に、(Cinewareの)プロシージャル材質のパラメータは、ベーシック/ハードウェアアクセラレーションには複製できません。
Cineware設定を更新 (ベーシックから)
これはベーシック/ハードウェアアクセラレーション材質設定を、Cinewareのその材質の対応する設定に適用します。
Cineware材質には多数のシェーダのレイヤーを使用できるため、理論的には、指定した材質に無制限にパラメータを設定できます。
ただし、材質に使用できるパラメータの最大数は1024です。 (GDLオブジェクトで材質属性も使用しており、GDLプログラミング言語で1024パラメータの制限が設定されます)。
次の場合にこの制限にあたる場合があります。
•Cinema 4Dファイルから材質をロードする場合(上記の「Cinema 4D設定をロード」を参照)
•独自のカスタム材質を設定する場合
解決策は、材質で使用するシェーダの数を制限するか、より単純なシェーダ構造を使用すること(埋め込みレイヤーの数を制限)です。