この機能により、構造エンジニアはゾーンにかかる積載荷重を自動的に作成することができます。
機能の仕組み
•ゾーン(分類)を適切な荷重カテゴリにマップします。
•荷重カテゴリは、積載荷重値を決定します。Archicadにはデフォルトの荷重カテゴリ定義が用意されていますが、必要に応じてカスタマイズすることができます。
•[デザイン]→[構造解析要素]→[荷重を作成/更新]を使用します。
積載荷重を作成するゾーン
積載荷重は、以下の条件を満たすゾーンに対して作成します。
•[積載荷重を生成]チェックボックスが有効になっている(ゾーン設定)
•ゾーンに分類がある場合(ゾーン設定)
•ゾーン分類が荷重カテゴリにマップされている([荷重マッピング]ダイアログ)
[積載荷重を生成]チェックボックスをオンにする
ゾーン設定または情報ボックス(構造解析パラメータパネル)で有効にします。
ゾーンの分類
ゾーン設定または情報ボックス(分類と特性パネル)でゾーンを分類します。
荷重マッピングの設定
1.[オプション]→[荷重マッピング]を開きます。
2.この表を使用して、分類(左の列)を荷重カテゴリにマッピングします。
–[追加]をクリックして、必要な数のマッピングルールを作成します。
–このダイアログでは、荷重カテゴリの値を表示します(この値を編集するには、[荷重カテゴリ]ダイアログを使用します)。
–1つ以上のゾーン分類を1つの荷重カテゴリにマッピングできます。ここでは、「商業スペース」と「通信スペース」の分類を1つの荷重カテゴリにマッピングしています。
[積載荷重を作成]コマンド
1.構造解析モデルがオンになっていることを確認して、[構造解析モデルを表示]トグルを使用します。
–[表示]メニューから
–[構造解析モデル]ツールバーから
2.[デザイン]→[構造解析要素]→[荷重を作成/更新]を使用します。
3.[積載荷重]ボックスをオンにします。
4.積載荷重の荷重ケースを選択します。
5.[OK]をクリックします。
生成された面荷重を3Dで確認します。
積載荷重を更新
モデルが変更されても、同じように積載荷重を更新することができます。
[デザイン]→[構造解析要素]→[荷重を作成/更新]を使用します。
モデル(ゾーンの形状、分類など)や荷重マッピングの変更を反映させるため、必要に応じて新しい積載荷重を作成、更新、削除します。