外部データベースを使用し、マッピングされていない断面形状を変換
出力したArchicad断面形状と受け取った1D SAF断面形状は、[断面形状マッピング]パネルの定義に基づいてマッピングされます(エクスポートとインポートそれぞれに対応)。
Archicad 断面形状の名前が断面形状マッピングリストにマッピングされていない場合:デフォルトデータベースに基づいた自動マッピングを有効にすることができます。これにより、手動でマッピングする場合と比べてかなりの時間と労力を節約できます。
SAF変換設定の[ID]パネルで、このチェックボックスを有効にします。
このボックスをチェックすると、プロファイルマッピングは事前定義されたリスト(「ExternalDB」という名前のExcelファイル)を参照して、[断面形状マッピング]パネルに名前でマッピングされていない出力された全ての断面形状をマッピングするようになります。
注: Archicadに対応する断面形状がない各SAF断面について、標準鉄骨断面形状データベースに基づいて新しい断面形状属性が自動的に作成されます。 「標準鉄骨柱/梁の断面形状の使用」を参照してください。
外部データベースファイルの場所と編集(製造されたSAF断面)
Excelファイル「ExternalDB」は、Archicadをインストールしたデフォルトフォルダにあります。
また、この目的で使用できる事前定義されたデータベースファイルをダウンロードサイトで確認してください (「構造アプリケーション用に最適化されたSAFデータファイルをダウンロード」を参照)。
独自のデータベースファイルを作成して保存し、カスタムファイルとして参照して使用することができます。このデータベースファイルは、提供されるデフォルトファイルと同じ2つの列と列名を含む1枚のシートで構成されたExcelファイルにする必要があります。
重要:Archicadテンプレートで提供されるデフォルトのExternalDBファイルをコピーして編集することはできますが、名前を変更したり移動したりしないでください。
マッピングルールの優先順位
Archicad断面形状と製造されたSAF断面をマッピングするためのルールは、以下の順序で適用されます。
1.断面形状マッピングパネルのリストに基づいた、名前によるマッピング
2.外部データベース([外部データベースを使用]ボックスをオンにしている場合)。
3.「その他の断面形状」設定 これは上記の手順1と2でマッピングされなかったArchicad 断面形状に対する汎用的な定義です。