GDLオブジェクトエディタに、現在のライブラリ部品のパラメータを表示します。
パラメータの検索
検索フィールドにテキスト文字列を入力すると、変数、名前、または値列でその文字列の一部が検索されます。最初に見つかったインスタンスにカーソルが移動します。[後方検索]/[前方検索]ボタンをクリックすると、次に検索されたインスタンスに移動します。
パラメータリストの変数セットに値を割り当てることによって、特定のGDLオブジェクトの属性を定義します。ここで割り当てた値は、GDLオブジェクトを使用するツールを選択したときに、設定ダイアログボックスに表示されるデフォルト値になります。ローカルに定義したパラメータをオブジェクトの各種スクリプトでも呼び出せます。
青色のパラメータは、編集対象オブジェクトのサブタイプに属する必須パラメータです(AおよびBの寸法など)。
オブジェクトのGDL記述に使用するオプションパラメータを設定できます。このパラメータに指定した値は、ツールボックスから適切な設定ダイアログボックスを開いたときに表示されるデフォルトの追加パラメータ値になります。
オプションパラメータは、窓やドアパネルの数、部品の一般的な材質などを定義するために通常使用されます。
[新規作成]ボタンや[削除]ボタンでパラメータの作成や削除を行うことができます。
編集するパラメータをハイライトします。必須パラメータの場合、変数名または変数タイプのアイコンは編集できません。オプションパラメータの場合、全てのパラメータを編集できます。
パラメータタイプの設定
タイプアイコンは、値の解釈を制御します。
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アイコン |
パラメータ名 |
説明 |
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長さ |
GDLオブジェクトの物理的寸法を指定します(さらに使用する単位への変換を行います)。正の数字でなければなりません。 |
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角度 |
回転変換や円弧の定義などのGDL操作に使用するたび(小数)単位で、角度値を指定します。 |
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実数 |
GDL計算に倍率を含めるときなどに使用するような、寸法(実数)ではない小数値を指定します。 |
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整数 |
GDL記述における同一構成要素の数やGDLスクリプトの一部をループさせる回数の定義などに使用するような、寸法ではない整数の値を指定します。 |
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Boolean |
1または0のいずれかの値を使用します。GDLオブジェクトの動作や項目を有効または無効にします。値を直接入力するか、パラメータ行の右端にあるチェックボックスをクリックします。 |
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テキスト |
パラメータの値ボックスに最大255文字のテキストを入力します。 |
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ペン |
ペン属性をGDLパラメータとして指定します。 |
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線種 |
線種をGDLパラメータとして指定します。 |
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塗りつぶし種類 |
塗りつぶし属性をGDLパラメータとして指定します。 |
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断面形状 |
プロファイル属性をGDLパラメータとして指定します。 |
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材質 |
材質属性をGDLパラメータとして指定します。 |
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ビルディングマテリアル |
ビルディングマテリアル属性をGDLパラメータとして指定します。 |
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分離記号 |
パラメータリストを整理して見やすくするためだけに使用する非表示パラメータです。 |
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タイトル |
パラメータリストを整理して見やすくするためだけに使用する非表示パラメータです。 |
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辞書 |
複数のデータを保存するための技術的なパラメータ |
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注: 材質、線種、塗りつぶし種類パラメータの場合:ポップアップを使用して、対応する属性を選択します。
注: GDL記述の書き方によっては、使用するパラメータをライブラリ部品の2Dと3Dの両方の表示に影響を与えられます。
配列
配列を定義することによって、パラメータの可能な値を制限できます。
クリックすると配列に切り替わり、[配列値]ダイアログボックスが表示されます。
パラメータの形式をリスト化します。
パラメータを選択し、リストの形式を表すアイコンのいずれかを使用します。
•パラメータを隠す:オブジェクト設定ダイアログボックスの[パラメータ]パネルから、パラメータを削除します。
•従属:パラメータの階層を作成します。上の階層のパラメータはどのタイプのパラメータでもかまいませんが、タイトルタイプのパラメータを従属パラメータにはできません。
•太字:パラメータ名を太字で表示します。
•ユニーク:このオブジェクトのその他のパラメータを他のオブジェクトに転送しても、現在のパラメータは転送されません。
注: オブジェクトにお気に入りを適用する際に、お気に入りとともに「ユニーク」パラメータが適用されます。これらは除外されません。