BIMcloud Delta Cache
Archicadとのデータ転送を最適化するオプションのコンポーネント
BIMcloud Delta Cache コンポーネントは、クライアント側でデータをキャッシュすることにより、ArchicadクライアントとBIMcloud Server間のデータ転送を最適化します。一度Archicadクライアントでプロジェクトの一部をダウンロードすると、BIMcloud Delta Cacheによってデータがローカルにキャッシュされ、そのデータが同じデータを要求する次のArchicadクライアントに対して提供されます。
Delta Cacheのインストール
BIMcloudインストーラウィザードを起動します。
[単一コンポーネントのインストール]を選択し、[次へ]をクリックします。

BIMcloud Delta Cacheを選択します。

続行してインストールを完了します。
アプリケーションフォルダ内またはその下にある場所にインストールします。
BIMcloudのフルディスクアクセスを許可する必要があります。BIMcloudフルディスクアクセスツールが自動的に表示され、手順を案内してくれます。
詳細は、こちらのCommunityサイトの記事を参照してください。
BIMcloud Delta Cacheを設定
BIMcloud Delta Cacheの設定は、新規にBIMcloud Delta Cacheをインストールした後に行われます。

以下のパラメータを入力します。
ポート:空いているポートを選択するか、自動的に探してくれる「未使用ポートの検索」コマンドを使用します。
キャッシュフォルダ:The BIMcloud Delta Cacheはこのフォルダに一時的にキャッシュされたデータを格納します。パスを入力するか、[参照]をクリック。
最大キャッシュサイズ: キャッシュされたデータの最大サイズを入力してください。割り当てるキャッシュサイズを増やすことで、より効果的にBIMcloud Delta Cacheが動作します。
[起動]をクリックします。
- Archicadで[オプション]→[作業環境]→[ネットワークとアップデート]の順に選択します。
- 「BIMcloud Delta Cacheを利用」のチェックボックスをオンにします。
- Delta Cacheフォルダのアドレスを入力します。