BIMcloud Delta Cache

Archicadとのデータ転送を最適化するオプションのコンポーネント

注: BIMcloud Basicではご利用になれません。

BIMcloud Delta Cache コンポーネントは、クライアント側でデータをキャッシュすることにより、ArchicadクライアントとBIMcloud Server間のデータ転送を最適化します。一度Archicadクライアントでプロジェクトの一部をダウンロードすると、BIMcloud Delta Cacheによってデータがローカルにキャッシュされ、そのデータが同じデータを要求する次のArchicadクライアントに対して提供されます。

Delta Cacheのインストール

  1. BIMcloudインストーラウィザードを起動します。

  2. [単一コンポーネントのインストール]を選択し、[次へ]をクリックします。



  3. BIMcloud Delta Cacheを選択します。



  4. 続行してインストールを完了します。

注: Macユーザーの場合:
  • アプリケーションフォルダ内またはその下にある場所にインストールします。

  • BIMcloudのフルディスクアクセスを許可する必要があります。BIMcloudフルディスクアクセスツールが自動的に表示され、手順を案内してくれます。

詳細は、こちらのCommunityサイトの記事を参照してください。

BIMcloud Delta Cacheを設定

BIMcloud Delta Cacheの設定は、新規にBIMcloud Delta Cacheをインストールした後に行われます。



  1. 以下のパラメータを入力します。

    • ポート:空いているポートを選択するか、自動的に探してくれる「未使用ポートの検索」コマンドを使用します。

    • キャッシュフォルダ:The BIMcloud Delta Cacheはこのフォルダに一時的にキャッシュされたデータを格納します。パスを入力するか、[参照]をクリック。

    • 最大キャッシュサイズ: キャッシュされたデータの最大サイズを入力してください。割り当てるキャッシュサイズを増やすことで、より効果的にBIMcloud Delta Cacheが動作します。

  2. [起動]をクリックします。

BIMcloud Delta Cacheを使用するには、以下を実行します:
  1. Archicadで[オプション]→[作業環境]→[ネットワークとアップデート]の順に選択します。
  2. 「BIMcloud Delta Cacheを利用」のチェックボックスをオンにします。
  3. Delta Cacheフォルダのアドレスを入力します。