トラバーシング
アクセスできないコンテンツをユーザーが見る理由
トラバーシングにより、管理者は、必ずしもBIMcloud Managerの全ての項目にアクセスできなくても、ユーザーがBIMcloud Managerのコンテンツ構造を確認できるようにすることができます。
トラバーシングにより、ユーザーは親フォルダにアクセスするアクセス権がなくても、「項目の表示」アクセス権を持つ全てのコンテンツ項目に常にアクセスできます。
この場合、親フォルダ(トラバーシングを使用しなければユーザーには表示されない)がナビゲータに表示され、ユーザーはこれらをトラバーシングできます。ただし、ユーザーが親フォルダを選択しても、親フォルダに関する追加情報は表示されません。
ユーザーからコンテンツ項目へのアクセスを無効にすると、トラバーシングされていた親フォルダも自動的に表示されなくなります。
注:
トラバーシングは、マルチレベル階層のないもの(役割、ユーザー)を含め全てのコンテンツタイプに使用できます。
BIMcloudフォルダの変更通知を受信する場合、トラバーシングは機能しません。トラバーシングのためにフォルダしか表示されない場合は、そのフォルダをサブスクライブできません。明示的な表示アクセス権を保持する必要があります。
例 :
ナビゲータの階層:
フォルダA
プロジェクトA
プロジェクトA に対する「項目の表示」アクセス権があり、フォルダAに対するアクセス権はありません。
フォルダAはナビゲータで表示され、トラバーシングできますが、フォルダAに関する追加情報は表示されません。
プロジェクトAに関する変更はサブスクライブできますが、フォルダAに関する変更はサブスクライブできません。