旧バージョンのArchicad及びDDScadでの作業
キーベースのライセンスのBIMcloud SaaS
デフォルトでは、BIMcloudはArchicad 27以降及びDDScad 19以降のプロジェクトをサポートしています。これらのアプリケーションは、モダン認証を使用しています。
旧バージョンのプロジェクトでも作業したい場合は、BIMcloud Managerの設定で「レガシー認証」をオンにします。
BIMcloud Managerを開きます。
Managerのページに移動します。
設定タブの一般設定で編集をクリックします。

レガシーを有効にして、保存をクリックします。

「レガシー」と「最新」認証とは何ですか?
認証技術は、システム(BIMcloudなど)が、ユーザーの認証情報が認証ユーザーのデータベース内の認証情報と一致するかどうかを確認するために使用されます。
BIMcloudが旧バージョンのArchicadおよびDDScadに接続できるようにするには、レガシー認証を有効にします。BIMcloudがこれまでに使用してきたのと同じ、安全な方式です。しかし、そのセキュリティレベルはもはや更新されていません。以前のバージョンのプロジェクトに接続する場合、プロトコルは「最新」方式ほど最新ではありません。
BIMcloudからレガシー認証を使用している場合、古いバージョンのアプリで作業しているユーザーは、多要素認証を有効にしているとログインできません。たとえば、Archicad 25で作業するユーザーは、チームワークプロジェクトにログインする前に、Graphisoft IDプロファイルで多要素認証を無効にする必要があります。
方法 |
レガシー |
最新 |
|---|---|---|
セキュリティレベル |
古いバージョンのプロジェクトの場合は現状のまま(セキュリティプロトコルは更新されません)。 |
最新のセキュリティ・プロトコル |
互換性 |
全て:サポートされているArchicadおよびDDScadのバージョン全て |
制限あり:Archicad 27 以上 DDScad 19 以上 |
多要素認証 |
多要素認証を有効化したユーザーは、多要素認証をサポートしていないアプリにログインできなません。 |
対応する全てのアプリて多要素認証を利用できます。 |
推奨事項 |
BIMcloudで古いバージョンのプロジェクトの使用を続ける(新規プロジェクトも同様) |
BIMcloud上では最新バージョンのプロジェクトを使用 |
認証方法の切り替え
いつでも切り替えられます。
レガシーから最新に変更するということは、限られた互換性に変更するということです。その結果、レガシー認証方式を使用するアプリケーションはBIMcloudから切断されます。
BIMcloudのデータが失われることはありません。古いプロジェクトに再接続する場合は、いつでもレガシー認証に変更できます。