オブジェクトのパラメータの調整後に、[パラメータを転送]機能を使用して、サブタイプが同じである別のオブジェクトに編集内容を転送することができます(2つのウィンドウオブジェクト間のパラメータの転送など)。
この機能のその他の使用方法については、「パラメータの転送」も参照してください。
タイプが同じであるオブジェクト間でパラメータを転送するには、以下の手順を実行します。
1.[オブジェクトの設定]ダイアログボックスで、必要に応じてパラメータを修正してから、オブジェクトを配置します。
この例では、3つの窓枠がある窓に雨戸を追加する修正を加えてから、窓を配置しています。
2.パラメータ転送のショートカット(Altキーを押しながらクリック)を使用して、配置済みオブジェクト(この例では、3つの窓枠がある窓)のパラメータを取得します。
3.設定ダイアログボックスを開きます。
4.次に配置するオブジェクト(この例では、2つの窓枠がある窓)にカーソルを移動し、Ctrl+Alt(Macの場合は、Cmd+Opt)を押します。カーソルが注射器の形状に変化します。
5.パラメータを転送するオブジェクトをクリックします。最初に修正したオブジェクト(3つの窓枠がある窓)のパラメータが、現在有効なオブジェクト(2つの窓枠がある窓)に転送されます。
6.変更したパラメータを使用してオブジェクトを配置します。
この例では、2つの窓枠がある窓が、3つの窓枠がある窓のパラメータ(雨戸も含む)を継承しました。
オブジェクトへのこの修正は、ダイアログボックスを閉じてオブジェクトを配置するまで有効です。オブジェクトのデフォルト設定は変更されません。