Archicadでチームワークプロジェクトを閉じるには、[ファイル]→[閉じる]を使用します。
プロジェクトのローカルコピーは保持されます。変更が未保存の場合は、ローカルコピーに保存することができます。変更が未送信の場合は送信することができます。
オンラインでプロジェクトを閉じる
オンライン中に変更内容を送信していないプロジェクトを閉じると、いくつかのオプションがプロンプト表示されます。
•[変更を破棄]: 未保存および未送信の変更内容は破棄されます。確保は保持されます。
•[送信/保存]: 変更内容をサーバーに送信し、未送信の変更内容があればローカルコピーに保存します。
[送信/保存]をクリックしたときの確保の処理について説明します。
デフォルトでは、確保はそのまま保持されます。次回このプロジェクトを開いたときには、プロジェクトを閉じる前に確保したデータをそのまま使用できます。
[オプション]→[作業環境]→[データ保護と完全性]を再設定して、このデフォルトを変更できます。
ここでは、[[変更内容を送信]でチームワークプロジェクトを閉じた後全てを解放]ボックスをオンにします。これによりチームワークプロジェクトを閉じたときに、全ての確保が解放されます。
[送信/保存]ボタンの右側にある矢印ボタンをクリックすると、さらに以下の2つのオプションを選択できます。
•[送信せずに保存]: 変更内容をローカルに保存しますが、サーバーには送信しません。
•[送信/保存/全てを解放]
または
[解放せずに送信/保存]
(コマンドには[オプション]→[作業環境]→[データ保護と完全性]で設定されている一般設定と逆の設定として、「解放せずに」または「全てを解放」のいずれかが表示されます。)
プロジェクトを閉じた後、しばらくの間はプロジェクトで作業を行わない場合は、そのデータを必要とする他のユーザーがアクセスできるように、プロジェクトを閉じる前に確保を解放することをお勧めします。
「プロジェクトを閉じる」と 「プロジェクトを退出する」
1日の作業を終了したら、プロジェクトから退出せずに、プロジェクトを閉じてください。
次の日には、プロジェクトに参加する必要はなく(すでにプロジェクトに参加しています)、単にプロジェクトを開くだけです。
チームワークプロジェクトに参加しているかぎり、確保したものを失わずに、またローカルコピーを削除せずに、プロジェクトの開閉は必要な回数できます。
注記: [オプション]→[作業環境]→[データ保護と完全性]でデフォルトの「チームワークプロジェクトを閉じる」設定を変更した場合、チームワークプロジェクトを閉じるときに[送信/保存]をクリックすると、確保は破棄されます。
「[送信/保存]を使用して確保を保持または解放」を参照してください。
しかし、プロジェクトを閉じるのではなく退出した場合、確保は失われてローカルコピーは削除されます。もう作業しない予定ではない限り、プロジェクトから退出しない ことをお勧めします。一般的には、プロジェクトに参加しないときにチームワークプロジェクトから退出します。
プロジェクトを閉じるときにオフラインである場合、変更内容をサーバーに送信できません。変更内容を破棄するか、変更内容をローカルに保存することが唯一のオプションです。
[変更を破棄]を選択すると、未保存の変更内容は失われ、ローカルコピーはサーバーと同期しません。