XREFをプロジェクトにアタッチする場合、Archicadでは使用するDXF/DWGトランスレータの設定が適用されます。このトランスレータは、[XREFをアタッチ]ダイアログボックスで選択して、その設定を表示できます。
「XREFをアタッチ」を参照してください。
トランスレータ設定の[開くオプション]にあるこのようなトランスレータ設定の中に[部分オープンを有効]チェックボックスがあります。
この設定を有効にすると、XREFファイルをアタッチするたびに、[部分オープン]ダイアログボックスが表示され、図面と一緒にアタッチするレイヤーを選択できます。
「開くオプション(DXF-DWG変換設定)」の[部分オープンを有効]を参照してください。
アタッチするXREFファイルのレイヤー設定
外部参照ファイルをArchicadプロジェクトにアタッチするときは、そのためのレイヤーが作成されます。
例外:部分オープン設定を有効にして(上記参照)、[部分オープン]ダイアログボックスでレイヤー名のチェックを外すと、そのレイヤーはArchicadプロジェクトでは作成されません。
生成されるレイヤーの名前の形式は次のようになります。
「XREF_NAME | LAYER_NAME」。
例えば、3D_STUFFというXREF名でプロジェクトにアタッチされたDWGファイルのPEN_56レイヤーは、3DSTUFF|PEN_56レイヤーになります。
[レイヤーの設定]のレイヤーリスト下部に、アタッチされた全てのXREFのレイヤーが個別に一覧表示されます。
レイヤーの設定にXREFレイヤーを表示しない場合は、ダイアログボックスの右上にあるフィルタポップアップの表示を使用して、[Xrefレイヤーを隠す]を選択します。
ユーザーインターフェイスの別の部分(例えば、[ツール設定]ダイアログボックスおよび情報ボックス)では、レイヤー選択からXREFレイヤーを使用することはできません。ただし、最後の選択にXREF要素が含まれている場合、[レイヤー選択]に情報としてのみ(斜体)そのXREFレイヤーが表示されます。
XREFがアタッチ解除されている場合、ダイアログを使って、レイヤー、線種、塗りつぶしなどの分離されているXREFの属性を保持するか、削除するかを選択できます。