ファイル結合を使用するかホットリンクを操作してファイルを移行すると、場合によっては、不要な属性を削除する必要があります。
属性フォルダの削除は、その内容を全て削除することを意味します。
属性を削除すると、以下において属性が欠落する場合があります。
•その属性を使用するモデル要素
•削除された項目を使用しているその他の属性 (例えば、複合構造の一部としても使用されている塗りつぶしタイプを削除した場合など)
属性が欠落しないように、[削除と置換]のダイアログがポップアップ表示され、置き換える属性を選択することができます。
注記:(属性から)一掃コマンドを使用するとプロジェクトで使用されていない属性の削除することができます。[属性の削除]コマンドとは異なり、「一掃」では属性を欠落させることはできません。「属性の一掃」を参照してください。
削除と置換
1.以下のいずれかから、削除する属性(またはフォルダ)を探して選択します。
•属性パレット、または
•各ダイアログボックス([オプション]→[属性設定])
2.Deleteキーを押します。
•属性ダイアログ、または属性パレット
•項目のコンテキストメニュー
•キーボードの削除ボタンまたはバックスペースボタン
[削除...]ボタンで以下の属性の[削除と置換]ダイアログが表示されます。
•レイヤー(Archicadレイヤーを除く) - レイヤーの削除と要素の移動を参照
•線(実線を除く)
•塗りつぶし(背景、前景、グラデーション塗りつぶしを除く。)
•材質
•ビルディングマテリアル
•断面形状
•ゾーンカテゴリ
[削除と置換]ダイアログで、[削除]または[削除と置換]のいずれかを選択します。
属性が欠落した場合は、警告アイコンが表示されます。[詳細]をクリックすると、欠落している属性の数が表示されます。これらの項目の詳細を表示するには、[ブラウザで詳細を表示]をクリックします。
注記:「欠落」として表示される要素と属性のみ、[詳細]の下にリストされます。複合構造または断面形状内に欠落した属性を持つ要素はリストされません。これは、構成要素の1つでしかない複合構造/断面形状は欠落しないためです。
チームワークでは、[詳細]には削除の結果「欠落」した属性を持つ要素または属性のうち、ユーザーが確保していないものの数が表示されます。
削除と置換
置き換える属性を選択する場合は、このオプションを選択します。
レイヤーを削除する場合、要素を他のレイヤーに移動するかどうかを選択するオプションが表示されます。選択しない場合、レイヤーを削除したときに、そのレイヤーが含むすべての要素も削除されてしまいます。