移行の準備

Teamwork Multiproject Migration Toolは、チームワークプロジェクトの以降に必要なBIMcloudとArchicad間の一連の作業を自動化します。本ツールには、Archicad本体(プログラム)は含まれていません。必要なArchicadバージョンは、あらかじめ別途インストールしてください。

移行中は、チームワークプロジェクトで誰も作業していないことを確認してください。移行を開始すると、参加中のユーザーは切断され、保存されていない作業内容は失われます。

移行時に問題が発生しないよう、以下の記事を必ずご確認ください。

サポートされているBIMcloud

本ツールは、BIMcloud Software as a Service(SaaS)とオンプレミス版のBIMcloudの両方に対応しています。ただし、対応しているのはBIMcloud 2027以降のみです。

BIMcloud Basicは、複数のバージョンにまたがるチームワークプロジェクトを同時に運用できないため、対応していません。

BIMcloud SaaSの場合:認証方法をレガシーに設定します(Archicad 29以前のプロジェクトを対象にTeamwork Multiproject Migration Toolを使用する場合は必要です)

移行を実行するユーザーは、以下の条件を満たしている必要があります。

  • BIMcloudライセンスを保有していること
  • Graphisoft IDアカウントで多要素認証(MFA)を無効にしていること(Archicad 29以前のプロジェクトを対象にTeamwork Multiproject Migration Toolを使用する場合は必要です)
  • 選択したプロジェクトを更新および移行するための、以下の権限を所持していること:親フォルダに対する内容の修正およびフォルダ内容の削除/移動権限、各チームワークプロジェクトに対する詳細の修正、チームワークプロジェクトをロック/ロック解除、最新のArchicad製造番号にアップデート権限
    注: 簡易管理を使用しているオンプレミスのBIMcloudの場合: プロジェクト管理者またはサーバー管理者の役割が必要です

オンプレミスのBIMcloudの場合:

  • BIMcloudの全てのコンポーネント(BIMcloud ManagerおよびBIMcloud Server)が更新されていることを確認します。ただし、対応しているのはBIMcloud 2027以降のみです。
  • 移行前のチームワークプロジェクトと移行後のチームワークプロジェクトの両方を保存できる十分な空き容量がBIMcloud Server上にあることを確認します
  • 各BIMcloud Serverが稼働していることを確認します

Archicadのインストール

本ツールは、コンピュータにインストールされているArchicadのバージョンを自動的に検出します。本ツールは、元のプロジェクトを作成時のArchicadバージョンで開き、移行の準備を行います。そのため、移行を開始する前に、以下を確認してください。

  • 移行対象のチームワークプロジェクトで使用されている全てのArchicadバージョンとアップデート(製造番号)がインストールされていること
  • 移行先のArchicadバージョンがインストールされていること
  • 使用する全てのArchicadバージョンのライセンスを所持していること
  • 使用する全てのArchicadバージョンで、お使いのBIMcloudとの接続が確立されていること。これは次のことを意味します:
    • インストールした全てのArchicadを一度は起動していること(使用許諾契約に同意し、ライセンスが正しく適用されるようにするため)
    • 各Archicadバージョンでチームワークプロジェクトを1度は開いていること(ArchicadとBIMcloud間の接続が正常に機能数状態にするため)
  • 移行を開始する前に、全てのArchicadインスタンスを終了しておくこと

Archicad SoloおよびStart Editionにはチームワーク機能がないため、対応していません。

本ツールは、Archicad 20以降のバージョンに対応しています。ただし、Archicad 20および21は自動的に検出されません。これらのバージョンのプロジェクを移行対象として選択する際は、インストールフォルダを手動で指定する必要があります。

注:
  • Archicadのバージョンと製造番号をBIMcloud上のチームワークプロジェクトのバージョンと製造番号と一致しているか確認してください。チームワークプロジェクトを移行するには、そのチームワークプロジェクトと同じメジャーバージョン(例: Archicad 27)のArchicadがインストールされている必要があります。チームワークプロジェクトがアップデート(例: Update 3)を適用したArchicadで使用されていた場合は、お使いのコンピュータのArchicadにもそれらのアップデートを適用してください。
  • インストールされているArchicadがチームワークプロジェクトと同じメジャーバージョンで、かつプロジェクトより新しいアップデートが適用されている場合は、元のチームワークプロジェクトは一時的にそのアップデートに合わせて更新されます。元のプロジェクトは移行後に復元されます。
  • 上位のメジャーバージョンのArchicadでは、それより古いバージョンのプロジェクトを移行できません(例: Archicad 27では、バージョン26のプロジェクトを移行できません)。

お使いのコンピュータ

本ツールはコンピュータのリソースを使用します。また、インストールされているArchicadを検出するために、フルディスクアクセスの許可が必要になる場合があります。

チームワークプロジェクトをローカルにキャッシュするための十分なストレージ容量があることを確認してください。また、ログの保存にも追加のディスク容量が必要です。

本ツールの使用には、インターネット接続と、BIMcloudとの安定したネットワーク接続が必要です。

移行中はArchicadのウィンドウが繰り返し開閉し、CPU、メモリ、ディスクに大きな負荷がかかります。処理中は、コンピュータを操作しないでください。オンライン状態を維持し、電源を入れたままにしてください。ノートパソコンの場合は、ACアダプタを接続してください。

移行中は、コンピュータの電源を切ったり、スリープ状態にしたりしないでください。