プロジェクトのマークアップでは、設計者間のやり取りが容易になります。マークアップ機能を使うと、カラーの強調表示によって問題のある要素を指摘したり、新規要素を追加できます。他の設計者の誤りやプロジェクト規格からの逸脱を補正し管理する、別のデザインを提案するなど、設計をマークアップする理由は数多くあります。
[マークアップツール]パレット([ドキュメント]→[マークアップツール])のコントロールを使用して、マークアップ項目をプロジェクトに追加します。
「[マークアップツール]パレット」を参照してください。
マークアップ項目は、プランに配置された、関連する補正、強調表示、タグのセット、およびユーザーのコメントから成るディスカッションで構成されます。
項目の表示はマークアップスタイルによって決まります。スタイルはカラーのペアから構成されます。この属性は、[マークアップスタイル]ダイアログボックスで定義します。
「[マークアップスタイル]ダイアログボックス」を参照してください。
マークアップ情報を共有する
•単独ユーザープロジェクトのマークアップ項目は、発行機能の出力を介して他のユーザーに伝えることができます。パートナーはファイルをArchiCADで開き、マークアップを検討してディスカッションにコメントを追加できます。
•発行機能を使用してマークアップビューをDWF形式で出力した場合、ArchiCAD以外のユーザーはプロジェクトレビューアーを使用してレッドラインを追加できます。DWF形式のレッドラインファイルはレビューアーによって送信されます。このDWFファイルを新しいマークアップ項目としてインポートできます。
「プロジェクトレビューアー」を参照してください。
•チームワークプロジェクトのマークアップ項目は、より直接的に共有できます。ログインしている別のメンバーに項目を割り当てるだけで、そのメンバーは自動メッセージによってマークアップについて通知されます。
「チームワークとプロジェクトのマークアップ」を参照してください。