GRAPHISOFT BIMx

GRAPHISOFT BIMxを使用して、インタラクティブなウォークスルーモデルをArchiCADプロジェクトから作成することができます。BIMxモデルの作成、共有とコンピュータでの表示の機能はArchiCAD に含まれています。

さらに、生成したBIMxモデルをモバイル機器に転送することができます。

施主は、無料のBIMxアプリを使用することにより、建築ソフトウェアをインストールしなくても専門的な3Dプロジェクトのプレゼンテーションを体験でき、建築デザインをリアルタイムで確認することができます。

より高機能なBIMx Docsアプリケーションを使用することにより、施主やコントラクタは設計図書全体を2Dでも3Dでも表示してナビゲートすることができます。

BIMx 3Dモデル形式

ArchiCADの3Dウィンドウから、BIMxモデル(.bimx)形式で3Dモデルを保存します。

ArchiCAD 18に含まれているデスクトップBIMxアプリケーションでBIMxモデルを表示することができます。

クライアントはhttp://www.graphisoft.co.jp/download/bimx/からダウンロードができる無償のBIMxデスクトップビューワーでモデルを閲覧できます。

bimx.graphisoft.comでBIMxモデルをクラウドで共有することもできます。

BIMxモバイルアプリを使用して、iPadなどのモバイル機器でBIMx 3Dモデルを開き、閲覧できます。

BIMx Hyper-Model形式

ArchiCADの発行機能、または[ファイル]→[BIMx Hyper-modelを発行する]のウィザードを起動し、BIMx Hyper-modelを作成できます。

BIMx 3Dモデル形式とは異なり、BIMx Hyper-modelにはArchiCADプロジェクトの設計図書を全て(3Dモデル、ビュー、レイアウトとカメラパス)を含むことができます(3Dコンテンツや、発行したレイアウトにフィルタをかけることも可能です)。

作成したファイル(.bimx形式)を保存し、3DコンテンツをBIMxデスクトップビューワーで表示したり、モバイル機器に転送することができます。

bimx.graphisoft.comでHyper-modelをクラウドで共有することもできます。

BIMx Hyper-modelファイルは、下記に対応しています。

BIMxデスクトップビューワーアプリケーションまたは無償のBIMxモバイルアプリ。Hyper-modelの3D表示の表示と移動を行うことができます。

より高機能なBIMx Docsモバイルアプリ。 2D/3Dで作成されたプロジェクトの設計図書の全てを、論理的な相互接続構造を保ったまま、モバイル機器に表示することができます。

ArchiCADファイルから保存したBIMxモデルも、発行セットから生成したHyper-modelもbimx形式です。

BIMx Hyper-modelの機能の詳細は、bimx.graphisoft.co.jpを参照してください。

これらの各トピックについて、下記に詳細を示します:

ArchiCADモデルをBIMx 3Dモデルとして保存

BIMxモデルの共有

BIMxモデルをデスクトップアプリケーションで開く

BIMx Hyper-Modelの保存、またはアップロード

BIMxのハードウェア/ソフトウェア条件

GRAPHISOFT BIMxのハードウェア/ソフトウェア条件はArchiCAD 18と同じです。

ArchiCAD 18のBIMxは、WindowsとMacOSの64ビットバージョンのみに対応しています。

詳細については、http://www.graphisoft.com/support/system_requirements/を参照してください。

ArchiCAD 18から、BIMxファイルフォーマットが変更されました。

ArchiCAD 18用に作成したBIMxプロジェクトは、以前のバージョンのBIMxで開けません。

ArchiCAD 18で生成したBIMx Hyper-modelファイルは、iPadやその他のモバイル機器用のBIMxアプリケーションと互換性がありますが 、デスクトップBIMxアプリケーションでは閲覧できません。

BIMxモデルを展開したときに、モデルのサイズとご使用のビデオグラフィックカードの性能によってモデルのパフォーマンスが異なる場合があります。サイズの大きなモデルでの作業を予定している場合は、ご使用のビデオカードの性能が十分かどうか確認してください。

helpcenter.graphisoft.com/video-cardsに、推奨するビデオカードのリストがあります。

BIMxモデルをモバイル機器で表示する場合は、モデルのサイズと機器の互換性条件が適用されます。

詳細については、「BIMx Optimization」を参照してください。

BIMxライセンスオプション

一般に、どのタイプのArchiCAD 18ライセンスでも、BIMx機能を使用することができます。国または地域によってライセンス要件が異なる場合があります。お近くの販売代理店にお問い合わせください。

ArchiCAD商用版およびVIPサービスに加入されている場合のBIMxのご利用

BIMxの全機能を無期限で利用できます

送信サイト上に一般モデル用の無制限のストレージスペース

アップロードされたBIMxモデル向けパスワード保護オプション

送信サイトによる非公開での(アクセスを公開されない)BIMxモデルの送信オプション

非公開/パスワードで保護されたモデル用の追加ストレージスペース

ArchiCAD商用版およびソフトウェア利用規約に承諾いただかない場合のBIMxのご利用

BIMxの全機能を無期限で利用できます

一般モデル用の無制限のストレージスペース

アップロードしたプロジェクトは全て公開されます。(パスワード保護またはリストへの非表示のオプションは使用できません)

教育版ユーザー

ArchiCADの教育版ライセンスをお持ちの場合は、BIMxデスクトップビューワーの全機能を使用することができます。ただし、BIMx送信サイトには、EDUモデルのみアップロードできます。

BIMxの全機能を無期限で利用できます

一般モデル用の無制限のストレージスペース

アップロードしたプロジェクトは全て公開されます。(パスワード保護またはリストへの非表示のオプションは使用できません)