このプロセスの概要は、「モジュールの配置」を参照してください。
このダイアログボックスのコントロールは、ダイアログボックスの[ホットリンク先]フィールドに表示されている、現在選択されているホットリンクに適用されます。別のホットリンクを選択するには、[ホットリンクを選択]ボタンをクリックして対応するダイアログボックスを開きます。
「ホットリンクを選択」を参照してください。
選択したホットリンクの名前が、[モジュールを配置]ダイアログボックスに表示されます。コントロールで設定を調整してください。
モジュール全体をマスターレイヤーに配置して、[モジュールを配置]または[モジュールの設定]ダイアログボックスで確認や変更を行えます。
モジュールの要素は、要素固有のレイヤー割り当てを維持しているため、その名前の付いたレイヤーが存在する場合には、現在のプロジェクトの対応するレイヤーに配置されます。必要に応じて新規レイヤーが作成されます。
マスタレイヤーは、モジュールの表示状態とロック状態を要素として制御します。このマスタレイヤーはホストファイルの通常のレイヤーであり、他の要素を含むことができます。
•同じモジュールを異なるマスタレイヤーに割り当てることができます。
•要素固有のレイヤーは、モジュール内の要素の表示状態を制御します。
•マスターレイヤーのロックは、[ホットリンクマネージャ]ダイアログボックスの[削除]および[ホットリンクを解除]コマンドよりも優先されます。このコマンドは、マスタレイヤーがロック解除されているモジュールに対してのみ機能します。
•ソースファイルのレイヤーセットはモジュールと共にインポートされません。
注記:最良の結果を得るには、ソースファイルとホストファイルの両方で同じレイヤー構造を使用してください。
カスタムマスタIDをホットリンクモジュールのインスタンスごとに定義します。
•例えば、ホットリンクモジュールがホテルの客室であった場合、R213は2階の13番目の客室のホットリンクを意味するマスタIDとなります。
このインスタンスをホストファイルに配置した後は、マスタIDが要素IDの拡張名として、ホットリンクモジュールの各要素に割り当てられます。すなわち、オリジナルの要素IDは保持されますが、ホットリンクのマスタIDによって拡張されることになります。
その結果、全ての要素が固有のIDを持ちますが、ホットリンクモジュール要素のIDはIDマネージャでの編集から保護されたままになります。
方向
•[向き]フィールドに値を入力すると、元のファイルで定義されている角度とは異なる角度でモジュールを配置できます。
回転したモジュールの固定角度要素に関する注記:
デフォルトでは、モジュールが回転している場合は、固定角度要素(「固定角度」に設定されたラベルやゾーンスタンプなど)は、回転しません。
ただし、これらの固定角度要素を回転させて、モジュールの新しい向きを反映する場合、[モジュールの固定角度を反映する]ボックスをオンにします。
•[向き]フィールドの隣にあるボックスをチェックすると、ミラーモジュールを配置できます。
•[高さ/高度]:元のファイルの実際のフロアを基準にした位置が適用されます。モジュールを配置する際に、[高度]フィールドに値を入力して、モジュールを配置する高度(フロアを基準にした要素の元の高度に追加されるオプションの垂直方向オフセット)を定義できます。
•[ホストプロジェクト構造との調整]:上部リンクされた要素がストレッチされるか、または縮んで、ホストファイルの対応するフロア構造と一致します(下端またはヘッダーが特定のフロアにつながったドア/窓は、ホストファイルのフロア構造に調整されます)。
•[上部リンクを削除し、元の高さを維持]:上部リンクされた要素は「リンクなし」要素に変換され、固定の元の高さを保持します(ソースファイルで下端またはヘッダーが特定のフロアにつながったドア/窓はフロアリンクを失います。また、その代わりに、壁下部にリンクされます)。
[ホットリンクモジュール設定]で、モジュールを配置した後でも、これらのオプションは修正できます。
現在のインスタンスを配置するときに、このモジュールのネストされたモジュールを含めない場合は、このチェックボックスをオンにします。
このダイアログボックスには、現在のプロジェクトと他のArchiCADファイルの間で既に設定されているホットリンクがリストされます。リストからホットリンクを選択し、[OK]をクリックして[モジュールを配置]ダイアログボックスに戻ります。
[モジュールを配置]ボタンをクリックすると、選択したホットリンクモジュールのインスタンスが平面図に配置されます。