海外仕様ArchiCADライブラリにある、袖と欄間を備えた「ヒンジドア」について、ドアの設定のグラフィカルインターフェイスパネルの［一般の設定］ページを以下に説明します。
［自由開き］または［外開き］のいずれかを選択して、ドアの開き方を定義します（その他のドアタイプには、追加オプションがあります）。
この［開口タイプ］コントロールは、［開口タイプと角度］タブページでも使用できます。
「開口タイプと角度」を参照してください。
額縁
額縁をドアの外側および/または内側に追加するには、［額縁外］チェックボックスと［額縁内］チェックボックスを使用します。
•額縁オプションは、グラフィカルインターフェイスパネルの［額縁設定］タブページで定義できます。
「額縁設定内側」を参照してください。
必要に応じて［沓摺タイプ］ポップアップを使用して、ドアの沓摺を選択します。
•沓摺オプションは、グラフィカルインターフェイスパネルの［沓摺の設定］タブページで定義できます。
「沓摺設定」を参照してください。
このパラメータを使用して、ドアを水平方向および垂直方向に整列できます。ドアシンボルが正しく表示されるよう、当該ドアとそれに隣接するドアの両方に対してこのボックスを選択する必要があります。
抱きの結果、隣接するドアの構成要素（額縁、下枠、沓摺など）間の接続線が消え、これらが1つのユニットのようになります。
抱きを使用する場合、当該ドアの他の構造オプションの一部が適用できなくなり、灰色になるか削除されることがあります。
抱きのタイプと奥行き
ポップアップリストから、当該ドアに使用する抱きのタイプを選択するか、抱きなしオプションのいずれかを選択します。抱き奥行きの値を入力します。
•グラフィカルインターフェイスパネルの［抱き］タブページで抱きのタイプを選択し、抱き奥行きを設定することもできます。
•抱き奥行きは［プレビューと位置］パネルの抱きの厚みでも設定できます。
壁仕上げ
このコントロールは、ドアを複合構造に配置した場合に適用できます。
ポップアップリストから、事前定義またはカスタマイズされた仕上げタイプを選択します。使用可能な仕上げタイプは、ドアに使用している抱きのタイプによって異なります。
•仕上げオプションは、グラフィカルインターフェイスパネルの［壁仕上げ］タブページで定義できます。
「壁仕上げ」を参照してください。
2Dおよび3D精度；抱きの表示
ドアを2Dおよび3Dの両方で表示するための精度のオプションを選択します。
2Dシンボルの場合、［スケール対応］を選択すると、表示する詳細の程度がプロジェクトのスケールによって異なります。それ以外の場合は、精度を特定のレベル（例えば、1:200）に合わせて修正するか、オフにすることができます（この場合、2Dドアシンボルはまったく表示されません）。
3Dシンボルの場合は、詳細、簡略、またはオフのいずれかを選択します。
［シンボルで抱きを表示］：抱きを平面図に表示するためのスケールを選択します（スケールが選択された値より大きい場合、抱きは表示されません）。
一般の属性
ドアの一般的な塗りつぶし、材質、およびペンの属性を設定するには、ボタン（［一般の設定］ページの右上）をクリックして［属性］コントロールにアクセスします。
このページで設定した属性は、［平面図表示］コントロールが［シンボル］に設定されていて、［オブジェクト線種/ペンを有効］ボックスがチェックされている場合にだけ、ドアに影響を及ぼします。
•［一般の設定］ページ（属性サブページ）で、［塗りつぶしを使用］ボックスをチェックすると、全ての属性サブページの全ての塗りつぶしパラメータが有効になります。［塗りつぶしを使用］がオフの場合、開口部の表示でその構成要素に塗りつぶしが使用されません（全ての属性サブページで、［塗りつぶし］コントロールが灰色になります）。
「ドア/窓の平面図属性を定義」も参照してください。