マジックワンド

マジックワンドを使うと、既存の要素から直線やポリゴンを見つけ、それをなぞって、そのポリゴンに基づいて新規の要素を生成することで、作業が容易になります。マジックワンドは、ある種のツールでは作成できない形状、あるいは要素を 1 つずつ組み立てる時間のかかる作業になる特殊な形状を作成する際に役に立ちます。本来ポリゴンを作成するツールであるため、マジックワンドは現在使用しているツールの図形作成法の設定(回転矩形など)を無視します。

曲線壁やポリゴンタイプの要素を円弧、円、スプラインに基づいて作成する場合、近似は[マジックワンドの設定]で定義します。

マジックワンドは2Dウィンドウと3Dウィンドウの両方で機能し、壁、梁、スラブ、屋根、カーテンウォール、モルフ、塗りつぶし、メッシュ、直線、円弧、ポリライン、スプラインの各要素タイプを認識します(断面/立面/展開図、3Dドキュメントウィンドウでは、マジックワンドは2D図面タイプの要素としてしか認識されません)。マジックワンドは、ロックされている要素、離れたフロアまたは参照から表示された要素、他の要素に予約されている要素、あるいは作業領域外の要素を認識します。

関連トピック

マジックワンドを使った要素の作成法

3Dでのマジックワンドの使用

マジックワンドによるポリゴン形状の追加/削除

マジックワンドの設定