断面形状要素の作成または編集

断面形状マネージャを使用して、断面形状要素を作成または編集します。

以下のいずれかの方法で、断面形状マネージャを開きます。

[デザイン]→[断面形状]→[断面形状マネージャ]を選択します。

[オプション]→[属性設定]→[断面形状マネージャ]を選択します。

既存の断面形状要素を選択し、コンテキストメニューから[選択した断面形状を編集]をクリックします。

EditSelectedProfile00033.png 

断面形状マネージャが開きます。

全てのコントロールの詳細は、「[断面形状マネージャ]ダイアログボックス」を参照してください。

既存の断面形状を編集する

既存の断面形状を編集するには、ポップアップから選択します。選択された断面形状に躯体構成要素が含まれているかどうかを示すアイコンが表示されます(下の図では、アイコンは「躯体なし」を示しています)。

ProfileManager.png 

断面形状構成要素の詳細については、「構成要素パネル」を参照してください。

断面形状を新規作成する

新しい断面形状を作成するには、[新規]ボタンをクリックします。

NewComplexProfile.png 

[断面形状を追加]ダイアログボックスが表示されたら、新しい断面形状の名前を入力します。

プロファイルの複製

既存の断面形状に基づいて新しい断面形状を作成するには、既存の断面形状を選択してから、[複製]をクリックします。

[プロファイルの複製]ダイアログボックスが表示されたら、新しい断面形状の名前を入力します。

DuplicateProfile.png 

選択した要素を取得して断面形状を新規作成する

有効なモデルウィンドウで選択した要素の形状を使用して新しい断面形状を作成するには、断面形状マネージャで[取得]ボタンをクリックするか、[デザイン]→[断面形状]→[選択要素の断面形状を取得]を使用します。

新規断面形状は「カスタム」と呼ばれます。

[断面形状編集]ウィンドウでカスタム断面形状を編集したら、[断面形状を保存]をクリックして編集内容を保存し、新規断面形状に名前を付けてから、ウィンドウを閉じます。あるいは、カスタムを壁、梁、または柱に適用して、要素にカスタムを適用します。

CaptureButton.png 

断面形状編集

新しい断面形状を作成するか、既存の断面形状を編集用に開くと、[断面形状編集]ウィンドウが開きます。このウィンドウでは、使用可能な2D作図ツールを使って断面形状要素の断面を描画したり編集したりします。

ProfileEditor.png 

通常の2D技術により断面形状の断面を描画し、目的の形状を実現するには、塗りつぶしツールを使用します。

断面形状構成要素の塗りつぶしを定義または編集する

[断面形状編集]ウィンドウから塗りつぶし構成要素を選択して編集します。

断面形状には複数の塗りつぶし形状(構成要素)を含めることができます。それらの形状は全て1つの断面形状として一緒に保存されます。

塗りつぶしツールを使用して、形状を描画および編集します。[選択した塗りつぶしの設定]で、ビルディングマテリアルを割り当てて切断線/ペンを設定する(またはオフにする)ことができます。

ProfileFillSettings2.png 

断面形状要素の辺材質をカスタマイズできます。

カスタム材質または線を断面形状辺に適用する」を参照してください。

EditProfileFill.png 

断面形状マネージャの[構成要素]パネルを使用して、以下の操作を実行します。

断面形状構成要素の構造を定義します(躯体、仕上げなど)。

断面形状構成要素のビルディングマテリアルを上書きします。

終端線の線種を設定します(または切断終端線の表示をオフにします)。

構成要素一覧表内の該当の構成要素に関する表面積の計算方法を定義します。

構成要素パネル」を参照してください。

断面形状編集ウィンドウの断面形状原点

[断面形状編集]ウィンドウに表示される原点は重要な参照点です。複雑な要素が壁である場合、原点は壁の基準線の位置を表します。柱または梁の場合は、原点は要素の軸の位置を表します。この原点は移動できませんが、断面形状が原点に対して正しく配置されるように形状を移動できます。

[断面形状編集]ウィンドウの塗りつぶしツールを使って描画したホットスポットと形状は、保存されている断面形状の一部になります。[断面形状編集]ウィンドウに追加したその他の 2D要素(直線や寸法など)は、ローカルな作図補助として使用できますが、モデルに配置した断面形状の最終的な外観には影響しません(この作図補助は、「下書き」作図レイヤーに配置されます)。

作図レイヤー

断面形状マネージャの[作図レイヤー]セクションには、[断面形状編集]ウィンドウにのみ適用されるレイヤーの設定が含まれます。

[作図レイヤー]パネル」を参照してください。

断面形状を保存する

名前を付けた断面形状を編集した後は、それらの変更を確認して保存する必要があります。

以下のいずれかを実行してください。

断面形状マネージャの[断面形状を保存]ボタンをクリックして、編集ウィンドウを閉じ、[保存]を選択します。

別の断面形状に切り替えて、表示されたダイアログから[保存]を選択します。

カスタム断面形状を編集すると、警告は表示されず変更は自動的に「カスタム」内に保存されます。

注記:カスタム断面形状は、断面形状マネージャから直接要素に割り当てられるのではなく、要素に対してローカルに保存されます。

カスタムを恒久的に保存する場合は、[断面形状を保存]をクリックします。断面形状に名前を付けて保存するダイアログが表示されます。

カスタム材質または線を断面形状辺に適用する

デフォルトでは、断面形状要素の全ての側面には、ビルディングマテリアルで定義された材質が使用されます。

ただし、断面形状構成要素の辺には別の材質または線種を適用することができます。

1.[断面形状編集]ウィンドウで断面形状構成要素の塗りつぶしを選択します。

2.[辺のカスタム設定]ペットパレットアイコンを選択します。

ProfileEdge.png

 

3.表示される[辺のカスタム設定]ダイアログボックスで、コントロールを編集します。

CustomEdgeSettingsProfile.png 

選択された辺の輪郭線をオフにするには、[切断線を表示]のチェックを外します。

この辺のカスタム設定は、ペットパレットを開いた辺(クリックした辺のみ)または全ての辺に適用されます。必要に応じて、辺ごとに異なるカスタム辺材質/輪郭線も適用できます。

断面形状の辺にカスタム線種またはペンを使用している場合は、[選択した塗りつぶしの設定]でカスタムアイコンによって示されます。

CustomEdgesProfileFillSelection.png